実践的音楽情報局 SUPER PIRATES

見て聞いて知って得する実践型音楽情報館

★激渋!! part13

■No.579■


Salt Water Taffy / Finders Keepers

■ (1968)■新年最初は以外にに忘れられがちなソフトロックを!この人たちはなんかさらに忘れられがちなんだけどこうしてしっかりアルバムを残せてるわけだからかなり有名だったはずだし、いまでもこうして聞けるんだから有名だったはず。いわゆるコーラスグループなんでそのまま見た目のイメージ通り。なにがすごいって日本で再発したときにブルースペックででたことかな。先にママスアンドパパスとかフィフスディメンションじゃないの?なぜこのマイナーな人たちに(笑)って思わずおもったけど出来がいいわけだしコレクター心にグッとくるんだよね。それはそれでこういうことする日本ってすごってことですね(笑)(taka-zoo)


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■No.580■


Suicide / Suicide

■(1977)■これぞデジタルパンクの元祖!!というかアングラのデジタルパンクなんてこれしかないんじゃないか?パンク全盛期にNYから突如現れた異端児。決して売れることはなかったけど今でも影響を与えたつずける二人組の歴史的デビュー版。説明するならチープな打ち込みに狂気のヴォーカルのみ。なんだけど聞いたわわkる正真正銘のパンク。見方を変えればクラウトロックの系譜に入りそうなんだけど、あくまでもパンクでロックンロール。ミュージシャンオブミュージシャンではあったけど確実に時代に名を遺してて、有名なのにすぐに廃盤になってなかなかお目にかかる機会がないっていうのがまたそそる(笑)ちなみにsix.by sevenの別ユニットFuckMeUSAの元はこれです(taka-zoo)


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■No.581■


The Eyes ・The Piupils / The Immediate Pleasure

■(1966~)■二つのバンド名があるけどどっちも同じ人。これはいわゆるコンピ的な2in1.UKでフーが人気になり第二のフーを目指してイミディエイトがおくりだしたけどヒットしなくてシングルで消えてしまったアイズが変名で出したストーンズのカバーアルバムを両方を一枚にまとめたのがコレ。フーを目指しただけあってそこそこ迫力ありだし出来だって悪いわけじゃない(けどそっくりにしたらフーに及ぶわけがない(笑))。60年代ガレージやサイケコンピなんかにはよく入ってくる人だけど、なかなかまとめて聞く機会はないのでmid60'sが好きな方には是非(taka-zoo)


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■No.582■


Sounds of Modification / Sounds of Modification

■(1968)■ジャケを見るだけでわかる(笑)ハーモニーポップなサイケソフトロック感。アトランティックでJBとかアレサとかラスカルずを手がけた名プロデューサーのBob Galloのサイケ・ポップ/ソフト・ロックプロジェクト。企画ものの中でもかなりレアだしもちろんヒットもしなければ曲も有名でもない。でもプロデューサー自体が有名だったおかげだと思うけどブライアンウィルソンとかカートベッチャーの流れで完成度は間違いはない。といっても時代的はすでに最先端ではなく絶頂期から下降に向かうソフトロックやっててもちょっと二番煎じなんじゃないのって今では思うけど、再発してもすぐに廃盤になっちゃうからこの辺のコレクターは見つけたら即買いだね。〈taka-zoo)


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■No.583■


Roy Wood / Mustard

■(1979)■ロイウッドといえばUKの誇るメロディメーカーで楽器も何でもこなすからポップの魔術師なんていわれてるんだけど、ムーヴにジェフリン入れたとたんにムーヴをつぶして一緒にELOはじめて…順調に行くとジェフリンに任せて自分はウィザードはじめて……恥ずかしがり屋の変態ではないけどそんな彼がウィザードで変なメイクしてる頃に作ったソロがコレ。というか演奏だけじゃなくミックスもジャケットもほぼすべてを一人でやった宅録アルバムの金字塔。ギターベースドラムだけじゃなくホーンもやるんかい!ってなかんじだけどジャケットの気持ち悪さとは裏腹にとんでもなくポップなアルバム。ただし多重録音がとんでもないことになってるというのは是非聞いてほいいところ。宅録といっても最近のDTMなんかとは全く逆だけど、一体どんだけの時間でこれ完成させちゃったんだろう。すげーわ〈taka-zoo)


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■No.584■


Gene Clark / No Other

■(1974)■なかなか評価してもらえない元バーズの創設メンバー。ソロになっての4枚目かな?そもそもバーズなんかもう知らないんじゃないかとおもう今日この頃だし日本じゃ知名度も今ひとつ。まあカントリーとかやったりするから確かに日本人にはなじみがないのも事実。で、このアルバムはその彼のアルバムの中でもさらに埋もれてたのに40年以上たって急に再評価されたという時間差で有名になったもの。もともと玄人受けな出来でセールスも今一つだったんだけど今までやってたサイケもフォークもカントリーもロックも、さらにはソウルまで入れててジャケのイメージがほんとそのままな。確かになんでもありな今のほうがしっくりくるのかもね。これなかなかいいんだよー〈taka-zoo)


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■No.585■


YES / Time and a Word

■(1970)■イエスの2枚目でピーターバンクス最後の作品。初期イエスの中でもお気に入りの人も多い名盤。このジャケットもいかにも出かっこいいよね。まだ時代がプログレというよりアートロックブームの中でコチラも負けじとオーケストラの導入(ピーターバンクスが反対してたんでこのあとスティーブハウが入るわけだけど)。まあ明らかにバンドとオケがちぐはぐなところもあるけどそれはご愛嬌。それよりも個人的にUKベーシストと言ったらツェッペリンとフーとイエスってくらいに気に入ってるんだけど。特にこのアルバムはクリススクワイアのブリッブリのリッケンベースが炸裂しててそこもオススメ(笑)(taka-zoo)


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■No.586■


Cathy Young / A Spoonful Of Cathy Young

■(1969)■サイケペイントのフォークギターにヒッピーな衣装のジャケを見てピンときたらそのまま間違いのないカナダのSSWのデビュー盤。説明の必要もないほど、アシッドフォークを中心にサイケ、ブルースにジャズをちりばめた激渋な作品。ブームとかはやりとかだったりもするんだろうけど、いくらサイケだヒッピーだって言われてもこれかんぜんにキマってるでしょ(笑)っていうほどにどんよりとした幽玄といえばいいのかわかんないけどまあ渋い。どうもまだ10代のころの作品らしいけど相当通ごのみな1枚ですな。(taka-zoo)


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■No.587■


Cluster / Zuckerzeit

■(1974)■デジタルロックとかテクノポップのオリジネイターといえばドイツ勢。シンセがまだ巨大な機械だったころ難解な実験デジタルノイズやってたKlusuterが、Clusterに改名して多少ポップになって(たぶん本人たちもこなれたんだと思う)その後ノイと一緒にハンマービート+デジタルポップなハルモニアをやりつつ、ブライアンイーノと一緒に次第ににアンビエントになっていくんだけど。これはハルモニア前後に出した3枚目。たぶんクラスターの中では一番ききやすいしとっつきやすいんだけど、ある意味ぶっ飛んでくれないんで微妙に黙殺されてる悲しい1枚。テクノポップでもなく実験音楽でもテクノでもない微妙な人たちだけど初めて聞くならこの辺が一番オススメ(taka-zoo)


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■No.588■


Curved Air / Air Cut

■(1973)■プログレロックとか言うものが世界的に認知されてきたなかでフロイドやクリムゾン以外にもいろいろ生まれては消えたバンドたちがいたけど、2年という短命なのに数枚のアルバムも残すことができたのがカーブドエア(名前の由来はミニマルの巨匠ライリーの曲名)。というのもポリスやロキシーミュージックのメンバーが結成前に参加していたりVoソーニャが後に成功をしたためその辺も貴重な記録。そのせいで結構初期のアルバムは復刻したんだけど一回解散して再結成して出したのにしばらく復刻しなかったためレアアルバムにされちゃったのがコレ。余計にまぼろしみたいにいわれてるけど、実際は女性voにヴァイオリンの入った通じゃなくても聞きやすい名盤なんですよ。このジャケットも他に比べるとえらくシンプルで爽やかで素敵(笑)(taka-zoo)


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■No.589■


The Liverbirds / The Liverbirds

■(1965)■世界がビートルズを筆頭にマジ―ビートであふれる中、もちろん本国じゃVoやコーラスグループだけではなくレディースバンドもいたわけで。でも男性グループにはかなうわけもなく(まあ男も関係なく弱肉強食で消えてく人はいたけど)ドイツに行って活躍しちゃったのがこのリヴァーバーズ(いかにもなネーミング(笑)。そりゃー技術で言ったらとびぬけたものはないけど本場の空気をそのままにレディースバンドがやるわけで、武道をかじった日本人が海外で忍者になるようなものかもね(笑)でもなかなかこれが良いんですよ。陰に隠れた貴重な記録。ちなみにこのアルバムは編集版だけど正規には当時2枚ほどアルバム出てます。(taka-zoo)


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■No.590■


Ronnie Hawkins / Mojo Man

■(1964)■ロックンロールレジェンド、ロニーホーキンス、このアルバムはシングルを出してない時に出してるし、この年を最後にカナダに移住してレーベルも移籍しばらく活動が低迷するんだけど、このアルバムのバックを務めるのが後のThw Bandになるわけなんで、そういう意味でも貴重な記録としても有名なもの。なんだけどそんなことはおいといて純粋にかっこいい。(taka-zoo)


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■No.591■


Chris Farlowe / 14 Things To Think About

■(1966)■クリスファーロウといえばミック&キースの作品を歌って全英2位になったこともあるUKソウルロックヴォーカリスト。どんだけ人気があったかというと、このヒットがあった66年にアルバムを3枚出すというとんでもないもの。そのうちの一枚がコレ。そのヒット曲はこれには入ってないしかなり渋めなアルバムなんだけどだからこそ味わい深い傑作です(taka-zoo)


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■No.592■


Spirit / Spirit

■(1968)■ジミが渡英するときに一緒に行こうといっていた天才ギタリストを有するバンドのデビュー作。でもちょうど時代がサイケからプログレに代わる時代にデビューしちゃってしかも微妙にジャズロックっていう何とも頼った感じがなんとも時代に乗り遅れちゃった感じがする一部マニア受けなものなんだけどさすが今聞くとそのへんのカルトバンドと比べものにならないクオリティ。盗作だなんだとツェッペリンと訴訟問題になったりしてちょっと有名にもなったんだけどこれもかなり実力があった証拠。だってこのころのB級バンドって誰もみなそっくりじゃん(笑)(taka-zoo)


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■No.593■


The Smoke / It's Smoke Time

■(1967)■フリークビート(と言われるいわゆる60年代サイケ&ガレージビートバンドサウンド)好きには結構有名なバンドの1枚目。確か2.3枚出したんじゃないかな。たまにサイケコンピに入ってたりもするけど基本的に有名なヒット曲があるわけでもなく、かといってダメなのかというと決してそんなことはなく。アルバム通してなかなかよくできてて気持ちよく最後まで聞ける。傑作じゃなくともいいものはあるっていう見本のような作品。これコピーしてる人いたらかなりマニア(笑)(taka-zoo)


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■No.594■


Cluster / Grosses Wasser

■(1979)■不謹慎ではあるけど世界中でクラスター発生とかなんとか言ってるときに紹介しなかったらいつ紹介するんだって感じでまたまた登場。実は頭文字がK~C~Qと名前を変えながら50年近くやってるんだけど、電子音ものの中でもパイオニアでブライアンイーノと一緒にアンビエントになりつつもノイと一緒にハルモニアをやって独自の進化を遂げた異種テクノ。同じく別進化を遂げたクラフトワークとは真逆ってくらいにジャケ同様超シンプル。テクノといっても電子音を使ったミニマル作品?って感じで隠れた傑作なんですよ(taka-zoo)


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■No.595■


Birds / Collectors' Guide to Rare British

■(1965~)■バーズといってもロジャーマッギンじゃなくてロンウッドがいたモッズのバーズ。(なに?どっちもしらない?そんな奴はこんなマニアな音楽を聴く必要ない笑)ってことをいってもしょうがないけどあのイミディエイトからデビューできてるわけで、謎の映画にも出演して映像も残ってるしモッズ系のロックが好きな人にはたまらないバンドですよ。ちなみにシングルだけで消えてしまった(というかこれをきっかけに羽ばたいたわけだけど)これはちょっと前に出てたベスト盤コンピです(taka-zoo)


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■No.596■


The Paupers / Magic People

■(1967)■誰これと言われても当然。ある程度メジャーな人も知らない人に取っては全く価値もないのかもしれないけど、カナダのサイケバンドの1st。ヴァーヴから2枚だしてて、しかもモントルーポップフェスにも出演していたという結構なつわものです。なので決して出来が悪いわけではなく、マネージメントとこか、ディレクションのせいでヒット曲があったかどうかくらいしか差がないところが面白いところだね(taka-zoo)


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■No.597■


Miles Davis / Dark Magus

■(1974)■エレクトリックマイルスが熟成して活動休止になる直前の記録。基本的にエレキギター三本編成の独自のファンク期のライブ盤なんだけどタイトルの通りこれが本当に暗い!そして重い。同時期のライブの中でも格段に呪術的ではあるんだけど、エレクトリックファンク期の中でも一番ダークな部分。どうしても地味だし同時期の「アガルタ」「パンゲア」に飲み込まれがちだけど、どうもあの二枚ではまだ満足が行かないって人はぜひ聞いてくださいな(taka-zoo)


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■No.598■


V.A./ She Came From HUNGARY

■■日本タイトル「世界のガールポップ60年代ハンガリー篇」(笑)かつてここでも紹介したあのシャロルタ・ザラトナイを生んだ国ハンガリーの60年代のガールポップというよりビートポップ全集。例のごとくまたもやエースレコードの最高の選曲なわけだけど。完全にビートロックやガレージの洗礼を受けきってるし、シャロルタ・ザラトナイだけが特別なわけではなかったわけね(taka-zoo)


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■No.599■


Elmer Gantry's Velvet Opera / Elmer Gantry's Velvet Opera

■(1968)■決してカルトバンドでもなく、そこそこヒットもしてアルバムも出して結構初期段階からCD化もされていたのに(といっても当時のCDはとても聞けたものではないんだけど)なぜかもっとコアなバンドの発掘音源に埋もれてしまった代表のような人(笑)くくりとしてはB級扱いなんだけどこのアルバムもUKサイケの中では名盤と言われるもの。その後すぐに解体してリーダーまで辞めてしまうんだけどブリティッシュレジェンドであることに間違いはないんだけど…紹介してる俺ですら忘れてましたごめんなさい(笑)。(taka-zoo)


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■No.600■


John Lennon / Imagine 

■(1971)■ずっと紹介してると思ってた大名盤(かれこれ10年近く紹介してると前に何を乗せていたかも忘れます(笑)。…今更だれがどうこう言うようなものではないわけで…ただ、今更なんでまだビートルズだジョンレノンだ騒いでるのかわからないなんて輩も結構いるわけなんだけど、アルバムなんか追ったことも聞いたことがない人もメディアのおかげか誰か知らなくても曲だけは聞いたことはあるというのはビートルズやジョンレノンの偉大なところ。全く知らんという若い世代も古いからとか言わないで一度は聞いてください(taka-zoo)


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■No.601■


Gratfll Dead / Anthem Of The Sun

■(1968)■2020年は世界的に夏フェスなどはできないと思うけどコレはそんな大型フェスの始まりともいえる60年代に君臨したフェスの王様デッドの二枚目。1stももちろんいいけどまだ骸骨とかのモチーフができる前のデビュー当時の作品がいいんですよ。すでにヒッピーコミューンのジャグバンド的な感じではあったけど、そんな中もビートルズとかの影響もうけつつロックンロールバンドとジャンル関係なく即興的なフリーな演奏が混然一体となった後の作品の原型ともなってますよ(taka-zoo)


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■No.602■


V.A. / I'm A Freak Baby: A Journey Through The British Heavy Psych And Hard Rock Underground Scene 1968-72

■■サイケだポップだフリークビートだガレージだプログレだフォークロックだなど60年代のロック聡明期は今でいういろんなジャンルが混沌と生まれ続けて現代のジャンル音楽の原型を作ったわけなんだけど、そういうもののオムニバス。パンクガレージ系やフリークビートは結構あるけど、これはヘビーサイケ~ハードロック。中々この括り珍しいんだけど、片鱗は見えてもまだサイケ枠から出きらないというのもある(ディープパープルだって元はサイケだし)有名どころからどこから見つけたのかわかんない人まで、、とにかくやってることへの手探り感がすごいし面白いけど、もちろんマニア以外には全くわかんない代物です(笑)(taka-zoo)


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■No.603■


Leviathan(Mike Stuart Span) / The Legendary Lost Electra Album

■■レイト60'sサイケマニアではかなり有名なサイケバンド、Mike Stuart Span。実はこのバンドはシングルしかないんだけど「ちょっともうサイケじゃないでしょ」って感じで若干メンバーチェンジして次のステージに移行したのがこのLeviathan。もともとはシングルしか出さなくもメディアにもちらほら出てるしそこそこ有名だったと思うんだけど、とんでもない才能が噴き出すように湧き出す時代に次にいけなかったのはしょうがないのかもしれない。しかもあのエレクトラだしなかなか作ってても出せなかったんだろうな。1枚でもアルバム残せたら違ってたのかもしれないけど、でもここまで記録が残るのはかなりのトップクラスではあったんだね、実際よくできてるし何よりまだオフィシャルサイトがあるところがちょっとおどろき!!(taka-zoo)


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■No.604■


The Freeborne / Peak Impressions

■(1968)■レイト60'sのやりすぎサイケバンドの貴重な一枚。当時メンバーはまだ10代でしかも全部オリジナル。そのうえこんなアルバムまで出してもらえるなんて期待されてたんだろう。実はビデオクリップまで作ってる。個人的にハードなものはUSで多重録音とか効果音とかオーバープロデュースなものはUKって勝手に偏見を持ってるんだけど笑、これは後者でUSっていうのもイカしてるし当時のサイケと言われるギミックが満載で、好きな人には間違いなく至福がすごせますよー。決して入門用ではないからおきをつけて笑(taka-zoo)


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■No.605■


The Rolling Stones / Goats Head Soup

■(1973)■73年とはいっても2020年リミックスなんである意味別物。ついにリミックスされる日が来たってことです。ジャマイカ録音で、当時は全英ナンバーワンアルバム。絶頂時であることはもちろんわかるけど、とにかくさー他人がいろいろ言ったところでどうにもならい人たちなんで、とにかく聞いてみてよ!!くわしくはcountertopブログ695.『The Rolling Stones 発売50th Anniversary Remaster 「Goats Head Soup」リリース』 - the counter pop’s blog
をどうぞ(taka-zoo)


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■No.606■


The Ellectric Banana / Complete De Wolfe Sessions

■(1967-78)■当時そこそこ有名だったにもかかわらず、ガレージパンク~フォークロック~サイケロックと時代に流されまくってサントラだったり世界初のサイケコンセプトアルバム作ったのにいまだにB級扱いされてるプリティシングスっていうバンドがいたんだけど、活動資金集めのために同時並行で変名で活動してたのがコレ。一時期プリティシングス名義で再発したこともあったけど、これはいわゆる正規盤の全曲集。本家知ってる人だったらわかるところなんだけど、いかに何でもやってきた人たちだったかってよくわかるししかも結構これがわかりやすいし、いかにもって感じが逆に好感持てる。むしろこっちのほうがイイかも笑(ファンの方いたらごめんなさい)(taka-zoo)


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■No.607■


V.A./ A Slight Disturbance in My Mind - The British Proto-Psychedelic Sounds of 1966

■■プロトパンクがあるようにプロトサイケだってある。例のごとくチェリーレッドから出てる男らしい66年に絞ったコンピ。マイナーなバンドもいるけどヤードバーズやクリエイションなんていう有名どころももちろん入ってるし。まだ録音技術の発展途上だった時代のガレージロックからの移り変わりがよくわかる以外に無かったコンピ。どっちつかずな空気がたまらなくいいんだけどこういうのはまる人ってきっといないんだろうね笑(taka-zoo)


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■No.608■


V.A./ Crawling Up A Hill: A Journey Through The British Blues Boom 1966-71

■■前回につづいて今度は同じレーベルからの同年66年からのUKブルースロックに焦点を当てたコンピ。もちろんクラプトンやジミーページやテンイヤーズアフター等有名どころは当たり前にいるけども、要するに特殊な音響処理をされてないブルースチックな人たちが詰まってます。クリーム(ジャックブルースとクラプトン)に代表されるサイケくくりじゃない人たちなんで好きじゃないと全部聞くのは体力いります(笑)結局結論からいうとこの時代のガレージものサイケものブルースもの、どのコンピにもヤードバーズが出て来るということなんだね。(taka-zoo)


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■No.609■


John Lennon / GIMME SOME TRUTH.

■(2020)■ビートルズのリミックスリマスターシリーズが落ち着いちゃったのかと思ったらジョンレノンに移行して来たようで。生きていたら生誕80年ってことで過去に出していたベストをリミックスして新装するという、さらにオノヨーコもショーンレノンも参加するという徹底ぶりなすごいベスト。知ってる人にとってはこんなにかわりますかって感じだと思うけど、今の音楽しか知らない世代の人が聴いても古いとかは思わないんじゃないの。というのもビートルズもジョンレノンって音楽やってなくても一回は聞いたことあると思ってたんだけど周りの反応を聞いて今やそんな時代でもなくなったことを改めて実感しました。笑(taka-zoo)


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■No.610■


July / July

■(1968)■60年代のUKサイケロック界において技術的にトップにいたのがビートルズだったわけだけど、その界隈にはさらに混沌とした連中がたくさんいてね、そういう人達個人的に好きなんだけど、そういうサイケ好きには有名なのがこのジュライってバンド。まあジャケ見たらそのままなんだけど、2年も活動してないのにトゥモロウ(スティーブハウ)やアイドルレース(ジェフリン)と同等な扱いを受けたりして、何度もリマスターされたりしてるのになぜかB級扱いされちゃうという、まあそれがマニア心をくすぐられるんだけどつまりよくできてるアルバムなんでオリジナルサイケがどんなんか気になる人は是非聞いて下さいな(taka-zoo)


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■No.611■


Strangers In The Room - A Journey Through The British Folk Rock Scene 1967-73

■復刻レーベルといままでもここに何度も紹介してきたcherryredと同じくgrapefluitっていう秀逸なレーベルが有るんだけど、どちらも同じようなコンピを出しててこっちはグレープフルーツのA Journey Through(シリーズなのかな?)のフォークロック集。同じようなものはもちろんあるけどやっぱり3枚組は全部聞くと相当体力使う笑、いわゆるフォークロックと言われてる人たちを有名どころからコアなところまで網羅してくれてるんで大体の人はこれでわかるけど、時代的にサイケやプログレなどと並行して発展してきたのがよくわかります(taka-zoo)


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■No.612■


The Pleasure Fair / The Pleasure Fair

■(1967)■個人的には後のブレッドよりもこっちのほうがしってるんだけど要するにブレッドのメンバーがいたサンシャインポップ、ソフトロックバンドの唯一作。見た目の通りサイケポップ寄りだけども男女混声ボーカルってところでフィフスディメンションとかそっち系だと思ってもらったらいいかも。まあこの辺の人たちは今になってみたら特筆するような目新しさはないわけなんだけど、唯一作と言いながらもこれがきっかけでブレッドへ発展するくらいなんでクオリティ的には十分すぎる傑作ですよ(taka-zoo)


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■No.613■


SONNY BOY WILLIAMSON & THE YARDBIRDS / Sonny Boy Williamson & The Yardbirds

■(1965)■ブルースにあこがれるクラプトン時代のヤードバーズブルースハープの巨匠のバックバンドとして登場したライブの貴重な記録でなんか初期のCDまで高額になってる名盤。まだまだ若いヤードバーズも頑張ってるし間違いなくかっこいいし名演奏。でもメインはブールスハープの方ですのでお間違いないように。まあどっちにしてもかっこいいのはまちがいないんだけどね(taka-zoo)


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■No.614■


V.A./Looking Through A Glass Onion: Beatles Psychedelic Songbook 1966-1972

■■60年の中期から70年かけてUKのロック界というかほぼ世界中でビートルズが次は何をやってくるのか、誰もが想像もつかなくて次のアルバムが出るまではこぞってカバーしたりしててそれをなんとUKでは発売なんかしちゃったりしてたわけなんだけど(権利関係ぐっちゃぐちゃだろうね笑)、そういうのを集めちゃったとんでもないコンピ笑まさに2000年を超えないと逆にそろわなかっただろう貴重な音源たちなんだけど、今ではかなり有名どころもいたりして…なかなかこれは面白いコンピです(taka-zoo)


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■No.615■


V.A. / Lullabies For Catatonics - A Journey Through The British Avant-Pop/Art-Rock Scene 1967-74

■■60年代の音源のリマスターブームもちょっと落ち着いちゃって(というかコロナの影響でたぶん手も付けてないという感じだけど)初期に出てたようなCDには手が出せなくなってきちゃったもので…ついついこういったおいしいどこどりのコンピを紹介。これもリマスターはされてるので怪しいシングル物もそれなりに聞けるのがいいところなんだけど、サイケやブルースやSSWと同じく時代的にはサイケがピークになってさらに次の時代に向かう頃のプログレやハードロック前夜のコンピ。まだぜんぜんジャンルが画一されてるわけでもなく思いついたり考え出したりした新しいことを手探りでやってるのが惹かれる。もちろん淘汰されちゃうから半数以上は消えて行ってしまうというのも魅力的(taka-zoo)


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■No.616■


Super Dupers / The Super Duper Record Of Super Heroes

■■先に行っておきますがこれはちゃんとしたバンドではないです(笑)いわゆる企画ものです。アメコミのテーマソング。バットマンとかフラッシュゴードンとか当時の子供たちにむけた主題歌集みたいなもんです。しかもシングルとかは出てたようだけどアルバムは結局お蔵入りで、クラン入ってるものを引っ張り出したものです。がしかし、レオンラッセルが参加してたとか何とかで、子供向けではあるんだけどかなりいかしたガレージロックサウンド。確かに埋もれさせるにはもったいなさすぎる!!クリスマスシーズンだしこんなBGMもシャレオツでは笑(taka-zoo)


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■No.617■


Paul Revere & the Raiders Featuring Mark Lindsay / Xmas Present & Past

■(1967)■一応説明するとこの人たちビートルズやモンキースに肉薄する人気のグループで、ひらひらの上着にタイツの揃いの衣装なんだけど曲はガレージロックサウンドというれっきとしたロックサウンドなんです。結構日本にもファンはいたはず。って話は置いといて当時有名ロックバンドがクリスマスアルバムを出すなんて言うことは全然なくてそういう意味でも珍しいけど、しかもほぼオリジナル曲でのコンセプトアルバム。時代みてもわかるようにビートルズがサージェントペパーを出した年でバンドとして脱却したかったんだろうねバンド演奏も実はほとんどないし随所にサージェントペパーの面影を感じるし映像にあるバンドの面影は皆無です(笑)相変わらずというかやっぱり現役で活動つづいてます(笑)メリクリ―(taka-zoo)


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★目指せ!!激渋ロッケンローラー矯正編(涙)!!

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