実践的音楽情報局 SUPER PIRATES

見て聞いて知って得する実践型音楽情報館

★カーステ part13

■No.579■


Satisfaction Unlimited / Think Of The Children

■(1972)■超ヒットメーカーのH-D-Hの手掛けた名盤と言ったらもちろんモータウン周辺だったりするわけなんだけど、それ以外にもいろいろカルト名盤といわれるものが多数あり、その中でもたとえばコレ!インヴェクタスのこの人たち。唯一これ一枚しかでてないんだけど、このレーベルはファンカデリック筆頭にファンクが結構いたりもして、そうかと思えば同じくスウィートソウルまで幅広く、しかもトップにいるのが例のH-D-Hなわけだからよくできてないわけはない。かなりなおすすめ!!なにせあんまりしらない俺ですらそう思うんだからね。


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■No.580■


Jorge Ben / O Bidu, Silencio No Brooklin

■(1967)■ジョルジベンといえばマシュケナダやタジマハールを作った人でブラジルの国民的アーティスト。さらにサンバにロックやソウル要素を合わせた歴史的人物。その彼がビートルズをはじめ西洋音楽の影響でサンバに初めてエレキギターを合わせたのがこのアルバムじゃなかったかな?カエターノヴぇローソも愛聴してたはず!本人にとってもターニングポイントになった作品。そもそもコレどんだけすごいのかは全くわかんなくても、今では当たり前のことを始めてやってるのに今聞いても違和感全くなしってことがすごいってことですよ(taka-zoo)


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■No.581■


The Chiffons / Sweet Talki'n Guy

■(1967)■数あるガールポップグループのなかで日本だと超有名というわけではないけど本国だったら絶対に有名グループの3枚目。もともとは結構古くヒットも出してるけど一昔前にUKで流行ったリバイバルブームで再度日の目を見ることになって一発屋ではなく何発も当てた人たち。もちろんヒットするくらいだから間違いはないですね。これを聞いて「ああ、これか」と思ったら間違いなくオジサン以上だけどこういうところを再発してくるオールディーズレコードっていったいだれがどういう基準で選んでるんだろう(笑)しっかし良いものいっぱいだしてますぜ(taka-zoo)


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■No.582■


The J.B.'s / More Mess On My Thing

■(2019)■2018頃にJBs70年代のブーツィーが在籍したころのJBsの未発表スタジオセッションアルバムがNowAgainっていうStonesThrow系列のレアものなレアグーヴ専門レーベルから出たんだけどさらにそのアルバムにも入らなかったよだれ物の未発表のセッションがコレ!!もう今になっては別にどれが未発表でも何でもいいんだけど全3曲で、ラストの20分の怒涛のメドレーには圧巻。ブーツィーのブリンブリンのベースに好きな人は鳥肌だy。そもそもなんでこんだけのセッションをしてたのか全くわかんないっちゃーわかんないんだけどやっぱり時代に名を残すだけあるね。スライやファンカ好きならまちがいなく鼻血もん(笑)(taka-zoo)


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■No.583■


V.A. / Go! Go! Radio Days presents Joe Meek

■(2019)■エクルペリメンタル・ポップのパイオニア、UKのフィルスペクターともいわれる奇人プロヂューサーの曲をまとめた日本企画盤。時代的には60年代初頭でエコーをバリバリに聞かせたり、SFともホラーともいうエフェクトをかけたり女性コーラスがでてきたりなコズミックな音響はB級感にあふれてるし、ダサいと思う人もいるかもしれないけどこれこそがエクルペリメンタル・ポップ!!(taka-zoo)


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■No.584■


V.A. / Nippon Girls : Japanese Pop, Beat & Bossa Nova 1966 - 1970

■■エースっていうUK復刻専門レーベルで60年代のビートポップな女性アーティストをレーベルごとだったり、マイナーな国ごとでまとめてたりして、スペイン、イタリア、スウェーデンハンガリーとかあるんだけど、その姉妹レーベルビッグビートでだした日本版ビートガールコンピ。日本人の思惑一切入ってないし、きいてかっこいいってやつだけがまとめられてるわけなんだけど、さすが有名どころもマニアどころもしっかり網羅できてるし人気ありすぎて出たvol2も併せてオススメです。というかこのUKレーベルは復刻がとにかく優秀だし信頼できるし。いろんないみでオススメです(taka-zoo)


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■No.585■


Spontaneous Overthrow / All About Money

■(1984)■今でこそブームの80年代、ニューウェーブだったりなんだりでソウルなんかもエレクトロ化が進むまだ聡明期に宅録野郎が突然変異で出してきた驚愕のDIYソウル。名前もえらくかっこいいけど、中身は完全に脳内が溶けで出てそうなよれっよのリズムマシンに音程も音感も何もかもが不安定なまま突き進む驚愕のフューチャーソウル。かといってサイケには分類されないところがかなり大事。どの段階でこれを完成と思ったのか、そもそも誰がこんなものを見つけてきたのか、とにかくいろいろやってるのになんでこうなったんだろうと思うことしきりで真剣に聞くにはハードル高いです(笑)(taka-zoo)


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■No.586■


The Marvelettes / The Marvelettes

■(1967)■61年に大ヒットのプリーズミスターポリスマンでデビューした(でもほとんしらねーんだろ笑)当時ブームだったソウル系女性コーラスグループのなかでもトップクラスに位置してたと思うマーベレッツ。これはベストとか入れて7枚目位の作品。ってことは結構熟してからの作品。タイトルがグループのものは一貫して良かったりするけどこれも同様。ビートルズ以降でチャートにソウルもロックもポップスも入り乱れて技術も何もかもが段違いに変わった時代にこれ出すわけだから内容だっていろんなカバーも入るし、技術も向上するわけだしそりゃ悪いわけはないでしょ!!何にもわからなくてなんとなくジャケイメージで内容想像してる人がいたとしたら!おそらく間違いない(笑)(taka-zoo)


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■No.587■


Sun Ra / Astro Black

■(1973)■サンラといえば自称土星人としてスペースエイジなコズミックなアバンギャルドなことを自身のバンドでやってたりmoogソロで炸裂したり、ジャズの中でも異端だし生涯通じていろんなレーベルに膨大な音源があるからどの時代のどれがイイとか一概に言えないのも事実。そんななかでフリージャズってところを聞くならインパルスで出してる2枚は初めて聞くにはオススメ、ということで1枚目はすでに紹介してる「Space In the Place」二枚目はこの「Astro Black」おそらくこっちは余計わかりにくいのかほぼお蔵入りの作品(笑)余談だけど80年代にライブ解説してた人が「実は自分を土星人と語るかわった人で過去の音源も膨大にあるけど日本ではほぼ聞けないから初めてパフォーマンスを見るけどよく日本に来てくれました」っていってたのが印象的だったな(笑)(taka-zoo)


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■No.588■


Esther Phillips / And I Love Him

■(1965)■ビートルズのカバー物のなかでもR&Bチャート11位になってポール本人がビートルズよりいいといったというタイトル曲がはいった歌姫エスターフィリップスの初期名盤。まあこの手のものは常に説明いらずなのは言うまでもなくとにかく50年以上たってリマスターされて聞いてみると本当に音がイイ、ポールマッカートニーがあこがれていたっていうのもよくわかる。なにがいいってこの時代はバックが本当にゴージャス。もうそれだけで幸せなんだけど最近のものしか知らないソウルR&B好きにはぜひ聞いておいてほしいもんだね(taka-zoo)


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■No.589■


Oliver Nelson / Black, Brown And Beautiful

■(1970)■インパルスで名演を残した歴史的演奏家オリヴァーネルソンがフライングダッチマンに残した名盤。にもかかわらずしばらく廃盤のままだったのがこれ。演奏そのものは映像にも残ってるのになぜかこのアルバムはなかなか表に出なかったのはなんとなく時代背景とジャケ写からからも想像はつくけど、この時代の大編成の演奏はとにかく熱い。実はキング牧師への追悼盤ではあるけどブラックフィーリングあふれる名盤。(taka-zoo)


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■No.590■


V.A / She Came from Liverpool!

■■いままで各国のビートポップスをあつめてたUKの懐メロ復刻レーベルが満を持して出した本国UKのポップス集。もちろん時代はブリティッシュインベンションでバンドだけじゃなくこういう女性ポップスにだって影響が出て当たり前。(だとおもってるけど、そんな時に生きてないし実際によくわからない(笑))、そんなことは別としてたぶんある程度の年代の人が聴いたらわかるはず、日本でも流行ってた歌謡曲。まあアレンジも含めて元になったことは確か。そういういみでも好きな人にはオススメ(taka-zoo)


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■No.590■


Charlie Haden / Liberation Music Orchestr

■(1969)■ジャズ界にいろいろ名ベーシストっているけども。この人もその一人。ベーシストってソロで出してもソロプレイに徹されちゃうと個人的には興覚めしちゃったりしがちなんだけど、これはあくまでリーダーでビックバンドでアレンジは別にいてドンチェリーやなんかいわゆるフリージャズのメンツがメンバーでインパルスから出してるところが肝かといってめちゃくちゃフリーキーなわけでもなく。時代背景もあるんだろうけどかなり政治的な主題ではあるんだけどそういうことを知らなくても十分に楽しめます(taka-zoo)


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■No.592■


Junior Parker / Love Ain't Nothin' But a Business Goin' On

■(1971)■あのプレスリーもあこがれた名歌手の70年代の名盤。タイトル曲は名曲としていろいろこんぴなんかにもはいってるんだけど、オリジナル版はビートルズのタックスマンもこの人が歌うとこんなソウルでファンキーになってしまうというめちゃくちゃかっこいいアルバム。やっぱりこういうのはアルバムで聞きたいと思うのは今の時代にはっ贅沢なのかね(笑)(taka-zoo)


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■No.593■


Ornette Coleman / Dancing In Your Head

■(1977)■フリージャズの革命児が突然出したほぼロックバンド編成の電化ファンクジャズ作品。それでいて名盤と言われてるやつ。AB面で2曲。しかもテーマは一つだけ。特徴的なテーマの反復がジャズともフュージョンともロックとも違う何とも奇妙な作品。マイルスが電化してオンザコーナーで誰にも見向きもされなかったのにこっちは絶賛されるというのもなんか悲しいけどコレはマイルス本人も好きじゃなかったみたいだね。なんてことはあるけど好き嫌いは別として一度は聞いておきたい歴史的1枚ですよ(taka-zoo)


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■No.594■


Jimmy McGriff / Black And Blues

■(1971)■ジャズオルガン奏者っていろいろいるけど結構な数のアルバムを残しているうえに名盤も多数存在する名オルガン奏者の71年の2枚組大作。いろいろある中でもこれはモータウンのベーシスト連れてきて今でいうレアグルーヴサウンドでぐいぐいブリブリやってることのほうが有名だったりするんだけど、もともとすごく激しい演奏スタイルの人ではないんで、そういう意味だと結構クール。とにかくこの時代のアルバムは転換期というかなんというかいろいろ新しいことをやってるところがグッときちゃいます(taka-zoo)


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■No.595■


Nilufer Yanya / Miss Universe

■(2019)■こういう人たちってくくりが難しいんだけど、UKソウルの新星というか、オルタナロックのSSWというか。要はオルタナロックなバックの上でソウルを歌う女の子。名前を見てもわかる通り純UKではないわけだけど、ここまでカッコよかったらまあ別にどうでもいいかな。でもこういう人たちはどこの時代もどっちかに寄せられそうになってつぶれていってしまうんだけどそうはなってほしくないな(taka-zoo)


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■No.596■


Jon Appleton / Appleton Syntonic Menagerie

■(1969)■フリージャズトランぺッター、ドンチェリーとのコラボですい星のごとく有名になったシンセサイザー奏者の記念すべき1st。完全にレアで俗にいうモンドミュージックのさらに最先端にあるような作品(あくまで当時の最先端、笑)。スペースエイジなんちゃらとは完全に離脱したなんでこんなものをフライングダッチマンは出したのかはわかんないレベルではあるんだけどこれからどんな時代が来るのかわからないサイケ時代においてまさに最先端だったんだろうね(taka-zoo)


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■No.597■


Anti Sosial Warkers and Mad Professor / Punky Reggae Party

■(1983)■パンク勢がダブに接近して新たなジャンルが生まれてきたころ、逆にレゲエダブ業界からのパンクへの回答がコチラ。というかただ本当にパンクバンドにダブをやらせただけといういたってシンプルなもの。ただし発信者がバンド側ではなくダブ界の重鎮マッドプロフェッサーってところ。そういう意味でダブファンにとっては見逃せないところ。内容的に何か新しいというものはないんだけどいろんな意味で貴重な記録です。(taka-zoo)


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■No.598■


Ike & Tina Turner / Hunter

■(1969)■ティナタナーがR&B部門でグラミーをとった名盤。ネヴァーディープマウンテンハイ以降めちゃくちゃアルバムも出てたけど確かこのアルバムの前はロックなアルバムつくってて、この辺からまた戻ってきたはず。ただ権利問題かわかんないけどめちゃくちゃあるはのアルバムもオリジナル版を見ることがなくてベストCDか中古レコードでしか聞けなかったんだよね、すべては知らないけど最近は全部手に入るみたいだから是非聴いてほしいね(taka-zoo)


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■No.599■


V,A / Milk Of The Tree: An Anthology Of Female Vocal Folk & Singer-Songwriters 1966-1973

■■店にCDを買いに行く機会なくなるといろんな情報が全く入んなくなって自然と通販で知らんかったオムニバスなんかを買うことになるんだけど(実は店ではこういったオムニバスはほとんど売ってない)あの復刻の名門チェリーレッドからのボックスセット。これがまたかなりマニアックな女性アーティストをまとめたもの。しかも今では一番時代の狭間に埋もれたインディフォークやSSWもの。サイケやハードロックが台頭してるからこその原点回帰な人たちではあるけど裏ではこういった人たちが支えてたと証ですね。ジャケは気持ち悪いけどオススメ(taka-zoo)


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■No.600■


Miles Davis Group / Live Yomiuri-Land Open Theatre East, Tokyo

■(2020)■600枚目はレジェンドでということで帝王マイルスの名演。日本のよみうりランドイーストで行われた伝説のライブアンダーザスカイ85年をCD化したのがコレ。確かこの時期ライブアンダーザスカイはFMラジオでもオンエアしたしテレビでも放映されたから音源も卓からばっちり録ってて、バブル景気で予算だって山のようにあったころだからその後ごみにされれてなかったら絶対に残ってるはず。(サンラとかも出演したんですよ)なんで出てくれるのを待ってた人も絶対にいるはず。でもアガルタもパンゲアもそうだけど日本でのライブって結構音源になるのは技術以外にもとにかく静かに聞くという客のマナーみたいなものもあるのかな(taka-zoo)


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■No.601■


V.A / Songs of Aretha Dubwise Showcase

■(2019)■あのマッドプロフェッサーのariwaレーベルアーティストのアレサフランクリンのカバーアルバム。基本はラヴァーズロックってことにはなるけどダブありソウル風あり。元が元だしプロデューサーももちろん間違いはない。とにかくジャケがださめだけど(笑)それこそがこの辺のレコードのいいところ夏の夜にいかがっすか(taka-zoo)


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■No.602■


Don Cherry / Brown Rice

■(1975)■フリージャズというか完全にスピリチュアなほうにいっちゃったドンチェリーが北欧かなんかに行脚してるときにスウェーデンで出たのちにA&Mから復刻された希少盤。そもそも方向性が偏り過ぎた時代ではあるけどフュージョンや電化が主流になるときにインドやアフリカ等民族音楽をぶち込んで電化したとんでもない作品。電化マイルスやオーネットコールマンのファンクとは違うんだけどこれがまたえらくかっこいい70年半ばの瞑想サイケモノ。アリスコルトレーンとかファラオサンダースやテリーライリーとかそういう系が好きな人にはオススメなのか、すすめていいものなのか(笑)(taka-zoo)


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■No.603■


Graham Bonney / Thank You Baby (The Complete Uk Pop Singles & More 1965-1970)

■■これだれ?っていうのがきっかけでたまたま聞いたらよかった(笑)UKのポップ歌手なんだけど実はドイツに住んでヨーロッパで活躍してたらしい。チャートアクションは1曲しかないんだけど、結構メディア露出もあるしたぶん日本じゃ情報少ないけど結構むこうじゃ活躍だってしてるのはわかる。どれだけ自国で仕事してたのかはわかんないけど意外にUKからドイツいって成功する人っていたんだね。当時ドイツではUKへのあこがれが相当あったのかな(taka-zoo)


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■No.604■


V.A./ Don't Blow Your Cool! - More 60's Girls From UK DECCA -

■■またまたUK復刻レーベルACEさんの最高な一枚。今までレーベル別に女性版ビートポップ、ロックに焦点をあてて結構な数を出してきてるけども(もちろん大人買い)ついにガールポップに焦点をあてたのがコレ。おそらくヒットで考えたらどのレーベルも絶対にこっちに力入れてたはず。いままでもマリアンヌフェイスフルとか有名どころは単体で出したりもしてたけどシングルで消えたようなレアな人も入れるところがこのシリーズの最高なところなんで。まずはあのデッカだし、たぶんこのシリーズが後に展開してくれたら大人買いです(taka-zoo)


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■No.605■


Miles Davis / Get Up With It

■(1974)■いわゆるエレクトリックマイルス期の72.73.74あたりにとられてたものの編集版。オンザコーナーとかビッチェスブリューとかとはちがい、寄せ集めではあるんだけど、たぶん一番ブラックなアルバムなんじゃないかな、エレクトリックマイルスである意味行きついたファンクとブルールース集みたいなもんかもしれない。以前紹介してるビッグファンが前中期編集だとしたらこっちは後期編集。とんでもない歴史的アルバムが出たあとなんでかげにかくれてはいるんだけど、以外に聞きやすいというところもポイントですん(taka-zoo)


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■No.606■


The Staple Singers / Be Altitude: Respect Yourself

■(1972)■ザ・バンドのラストワルツに出たり、ロックフェスに出てたりで一般的にはロック寄りなひと達にも有名だったりもするStaple Singersのスタックスからの2枚目にして最高傑作。要するソウルの名盤ですね。当時の風潮としてヒット曲とその他みたいになってないところもすばらしいし、バックもマッスルショールズのリズム隊にメンフィスのホーンも入ってくるまさに豪華版。超有名版でも最近では時期を逃すとCDなんかすぐ廃盤になっちゃうし、(taka-zoo)


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■No.607■


Lee Perry Scratch & Upsetters (Upsetters 14 Dub) / Blackboard Jungle Dub

■(1973)■ダブがどういういきさつで始まったのかはいまだになぞになってるけど、重鎮リーベリーがダブアルバムとして初めて世に出したのがコレ(のはず)!自身のバンドアップセッターズのレゲエのバックトラック(version)をリバーブとか全開でかけて上物やベースやリズムを抜き差ししてズブズブとした異次元の音源にしちゃったってなんなんだけど、一番初期にして大名盤。話によるとキングタビーとかもこの無記名で参加してるとか、まあいきなりでこういうものが完成しちゃったとは思えないけど受けるかわかんないから試しにちょっとプレスしてみようかっていうような激レアなものなんです(taka-zoo)


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■No.608■


Whitefield Brothers / Earthology

■(2010)■ちょっと前の作品なんだけどワールドミュージックかとおもうでしょ?そうその通り現行ファンクバンドとか言われて9年ぶりに出した2枚目。2020年の今ではこういうことやってる人もいなくなってしまった民族楽器も多用した混沌としたワールドミュージックファンク。こういう人たちって技術革新でシンセやなんか多用してきちゃうんだけど、発売当時は何とも思わなかったんだけど、今になってみるとこのくらい生生しいのが逆にいい。(taka-zoo)


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■No.609■


Sun Ra / Antique Blacks

■(1974)■個人的な見解ですが60年代の終わりから70年の頭にかけてのサンラがキャリアの中でも一番狂ってて、いろんな作品は出てるんだけどその中でも数枚存在するhis Intergalactic Arkestra期のアルバムが一番ぶっ飛んでると思ってます。(もちろんこれもそうなんですけど)ムーグとか多用したりマイルスじゃない方向に電化して…。確かこのレーベルでは4枚くらいしか出してない実験的なアルバムのうちの1枚。でもほかの同時期アルバムに比べたら若干聞きやすいと思うんで土星人サンラのアバンギャルドな世界をのぞきたい方はぜひ(taka-zoo)


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■No.610■


V.A. / I'd Love to Turn You On

■■ちょっと属すところがない珍しいコンピレーション。というのもクラシック。といっても知ってる人は知ってる曲たちのコンピなんだけど。ビートルズだったりジョージマーティンだったりがインスピレーションを受けたクラシックや現代音楽たちを集めたもの。個人的にクラシックももともと聞くしそれほど驚かないけど、今はロック好きでクラシックに行きつく人はすくないとおもうんでこういうのも面白いね。残念なのはそのアーティストそのものを知らない世代が多数になってしまったから何の曲のネタかわからん人が大多数でしょw〈taka-zoo)


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■No.611■


Freda Payne / How Do You Say I Dont Love You Anymore

■(1966)■こんなものいつ再発にこぎつけたんだろう。おそらく再発されなかったらほとんどの人が知らなかったはず(笑)インヴィくタスの歌姫として一世を風靡する4年ほど前、まだ全く売れないころの2枚目。まだ模索中なのかこの流れでいこうとしたのかそれはわかんないけどR&Bではなくjazzヴォーカルアルバム。もともと本人もそういう仕事はしてるんでおかしくはないんだけどインヴィくタスをイメージしちゃうと肩透かしを食らう。でも実は名アレンジャーもついてビートルズもカバーしてたりしてオケも含めてものすごくゴージャスで当時としても充実したアルバムだったはず!というかすげーイイんでオススメです〈taka-zoo)


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■No.611■


Le London All Star / British Percussion

■(1965)■一部では超有名なセッションアルバム。要するにもUKでも腕利きスタジオミュージシャンとかジャズメンが集まってポップスのカバーをやるという企画ものでほぼ9割がインスト。しかもそこにはマイルスに見いだされる前のジョンマクラフリンとヤードバーズに呼ばれる前のジミーペイジもいるというとんでもない歴史的なアルバム。と言ってもブリティッシュパーカッションというだけあって一曲目からとんでもないブリブリに歪んだドラムとパーカッションの嵐!アルバム通して主に中心はリズム隊とホーンセクションって感じなんだけどそれがすげーかっこい!!って感じでBGMとしても最高なんです〈taka-zoo)


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■No.613■


VICKY / Love Is Blue

■(1967)■たぶん50歳以上の人なら一回は聞いたことがあるはず、当時日本でも大ヒットした恋は水色のオリジナルは、ベッキーではなくこのヴィッキー。ポールモーリアのインストにもなったしフレンチポップかと思いきや実はこの人はギリシャの人でドイツでデビューをしてるという複雑なヨーロッパならではの経歴でもちろん今でも現役です。でもってこれは何枚目なのかもわからないけどたぶん世界中で発売されているなかでもカナダ版のジャケットだと思います。当時はエロかわいいアイドルだったんだろうなーっていう雰囲気丸出しですな(笑)(taka-zoo)


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■No.614■


Quarteto em Cy and Tamba Trio / Som Definitivo

■(1965)■ブラジルのコーラスグループとして黄金期を迎えることになるきっかけともいえる名盤。タンバトリオ全面参加なんで共同名義ではあるけどただのコーラス隊だったのが独立アーティストとしてクァルテートエンシーの名義になってから2枚目になるんだけど。要するにもうイメージしたそのまんまです。要するに今でも知られるブラジル音楽というものが絶頂期を迎えるころだからいいに決まってます(taka-zoo)


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■No.615■


Helen Shapiro / Face the Music - the completr singles 1967-1981

■■この人はいわゆるオールディーズと言われる人のなかでもトップに君臨するひとなんだけどで14歳でデビューして61年から65年ごろまでヒット曲を連発し、デビューしたてのビートルズを従えて全英ツアーに出るようなひと。でもなぜかその後ぱったりとヒット曲もなく地味な歌手生活をしていたようで…そんな彼女の67年以降のシングルをすべて集めたコンピです。単純にヒット曲じゃないからといって別に何一つダメなわけでもなく、猫も杓子もサイケな時代に完全にブームから外れてしまったってことなんだろうね。でも今聞く分にはめちゃくちゃゴージャスだしすごくいいんだけどこういう人たちにとってレイト60'sというのは恐ろしい時代なんだね(taka-zoo)


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■No.616■


Larry Young / Larry Young's Fuel

■(1975)■オルガンのコルトレーンと称されたりして、マイルスのビッチェスブルーに参加したりジミヘンと共演したりでロック好きにも知られてるラリーヤングの晩年の作品(といっても若くして亡くなってしまったんで実質中期といったところ)。マイルスと共演後、突然沈黙しぶっ飛んだアルバムを作ったと思ったら、自分のバンド作っていきなり電化してだしたムーグとかアープを駆使したコズミックファンクというかコズミックソウルというかというかコズミックフュージョン。翌年にも同系統のアルバムをだすんだけど…確かにこの時代のこの時期じゃないと聞けない貴重なもの。昔を知る人には絶対に受け入れてもらえないんだろうけどこれはこれでスゲー気持ちいいんだよね。(taka-zoo)


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■No.617■


Jackie Trent / The Magic Of Jackie Tren

■(1965)■60年代のポップアレンジャープロデューサーのトニーハッチを追ってるとこの人のことは知ってるはずです。ペトゥラクラークとかにも提供したりして結構実績残してます。でもれっきとしたと歌手でそもそもがトニーハッチプロデュースでNo1ヒットも飛ばしてるんですけど、その彼女のファーストアルバムがコレ。今これがでてきてもおっと思うひとなんて日本には一握りもいないだろうなーって思うんだけどね笑。こういうものをあたりまえに復刻し続ける日本のオールディーズレコードさん。2021年もよろしく!!じゃあ良いお年を!!(taka-zoo)


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