実践的音楽情報局 SUPER PIRATES

見て聞いて知って得する実践型音楽情報館

★!激渋!! part9


■No.404■

Kiki Dee / Loving & Free
■(1973)■これまた名盤発掘もの個人的にはエルトンジョンってあんまり意識したことはないんだけどそのエルトンジョンのレーベルの第一弾アーティストになるのかな。キキディーのロックアルバム。ほぼエルトンジョンなのかどうかは知らないけど、フォーク風でありながらのロックな雰囲気がなかなかいいね、この後にもバンド率いてアルバム出してるけど俺的にはこのくらいの空気が一番グッとくる!まだまだ知らなかったけど的なものも盛りだくさんありそうだし、名盤発掘今年もよろしく(taka-zoo)
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■No.405■

Van Morrison / Astral Weeks
■(1968)■モッズバンドで名をとどろかせたTHEMのカリスマVo、ヴァンモリソンの最高傑作ともいわれる1枚。ロックバンドってイメージは皆無だけどアコースティックというかジャズセッションというかそこにブルースぶち込んだようなとんでもない迫力のいちまい。時代はサイケだ次の時代だジミだなんだ言って騒がれている68年にコレ作るのもすごい。そういう人がいて当然だけど明らかに時代とは別方向。だからこそ今でも燦然と輝かしいのかな。後になって聞けば聞くほど味が出てくる。でも一般的には受け入れられないんだと思う。それが彼の持ち味なんじゃないかともおもう(taka-zoo)
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■No.406■

Atomic Forest / Obsession
■(1981)■こちらはインドもの、といっても本格的なインド音楽じゃなくて本格的なレアグルーヴ、ハードサイケロックバンド。シタールはいないけどタブラはいる!!やってるジャンルは実はバラバラでカバー多数だったりするんだけど全世界に波及したジミヘンフォロワーの一つなのは間違いない。レアサイケとか辺境サイケなんてところで最近はくくられてるみたいだけど普通にサイケマニアの間では滅茶苦茶人気盤みたいだよ。インドものではかなりいい出来でしょう。新譜にもいるDungenだってきっと時代がたてばこれと同じ扱いなんだろうね(taka-zoo)
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■No.407■

Them / Complete Them
■(1964-67)■ここにヴァンモリソン出てるのにコレ忘れちゃ申し訳ないよね。ヴァンモリソンが歌ってたモッズバンドっすTHEM。なかなかいい音源で聞けることなかったけど、多分ソロ復刻に合わせて良いリマスターが2015年にでた。ももちろんベスト盤でもシングル1st2ndアルバムほぼ網羅してるから、モッズとかR&Bとか興味ある人若者にはぜひ聞いてほしいね。多分すぐに廃版になりそうだしなかなかのおススメ版ですな。(taka-zoo)
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■No.408■

Love / Real to Reel
■(1974)■たびたび紹介した故アーサーリー率いるラブのラストアルバム。1.2.3枚目以外はほとんど日の目を見ることもないんだけど、4.5枚目がハードロックだったかな、そんでもってマニアなおいらも存在は知ってたけどコレはちゃんと聞いたこともなかった。ついに復刻。ガレージサイケフォークロックな初期3枚が好きな人はまず腰抜けるな(笑)ほのかにサイケフォークロックエッセンスは残ってるけど、完全に別物!ソウルファンク。最終的に行き着いたところはここなのか、どうしても残しておきたかったのか、もういないのでわからない…、でもラブだってしらなくてもレアグルーブすきにもしっかりアピールできる良盤なんだよこれ(taka-zoo)
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■No.409■

The End / Introspection
■(1969)■ストーンズ界隈の中でミック、キースじゃなくてビルワイマンが最初から最後までプロデュースしたバンドの唯一のアルバム。相当無名、ジミヘンのプロデュースしたEIRE APPARENTなみに陰に隠れてるけど負けじとかっこいい!まあ名前がENDだと日本のザグッバイ思い出しちゃったりする人もいるよね(笑)時代とジャケが示す通りいわゆるサイケアルバムだけど、作ってるときはともかく発売した頃にはすでに時代は終焉という結構不運にみまわれちゃったようで、でもサイケポップ寄りのコーラスだったりオルガンの効いたソフトサイケな音響はその辺のソフトサイケなんかよりも断然イイ。今回めでたく全曲ボックスの「From Beginning to End」ってのが出たんで全部リマスターされてCDでも聞けるようになったんで聞きたいけど手に入らなかったひとは今がチャンス!!むかしアナログ探しまくったけどついに見つけられなかったあんだよね…(taka-zoo)
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■No.410■

Creation / Our Music Is Red With Purple Flashing
■■世界中に根強いファンも多いクリエイション(日本のバンドじゃなくてUKね)。ポールウェラーもそのひとり。そう、オアシスを生んだアランマッギーのクリエイションはこのバンド名からとってます。ベストも出ては廃版を繰り返してて15年ぶりくらいに復刻リマスターしたのがコレ。まさにUKモッズビートバンドで初期のフーっぽくもありコーラスやサイケ風味まであり、ジミーペイジにパクられちゃった弓奏法のオリジネイターはこっちだし。実際にギターはフーにも誘われてたんだっていうけど納得。有名になれなかった分B級扱いだけどときおり滅茶苦茶かっこいい曲が出てくるところがプロモーションがよかったらとか、もう一歩でアートロックに突入するところだったから頑張ってほしかったなーって思っちゃうね。UKロックをさかのぼってくとかならず顔もだすでしょう。(taka-zoo)

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■No.411■

Booker T & Priscilla / Booker T & Priscilla
■(1971)■前にもちらっと紹介したけど、リタクーリッジのお姉さんプリシラとそのプロディーサーのBooker T が結婚して雰囲気も空気感も違うアルバムを連続で3枚出してるんだけどコレは一つ目。あのA&Mでしかも豪華二枚組。どんなのかといわれたらスワンプロックアルバムだけど、なかなか渾身の傑作っすよこれは。いままでなかなかちゃんと出てくれなかったけどおススメ。(taka-zoo)
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■No.412■

The Box Tops / The Letter - Neon Rainbow
■ (1967)■もう亡くなってしまったけどアレックスチルトンが在籍した知る人ぞ知る有名バンド「あの娘のレター」の大ヒットを飛ばしたのでおっさんは聞いてるかもね。そのむかし中古レコード店にいくと必ずあったんだよねボックストップのコーナーが(笑)。サイケ全盛の時代にこれだけ有名になったにも関わらずあまり人目に触れないかわいそうな状況だったので紹介!!とくに最初の4枚は権利の問題なのかすぐ廃倍になっちゃってなかなか手に入らないけどメンフィス出身だからなのかメンフィスソウルな雰囲気とサイケな空気が今聞くとグッとくるんだよね。やっぱ気持ちいいなー(taka-zoo)
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■No.413■

Gene Clark / Gene Clark with The Gosdin Blothers
■ (1967)■もう知ってる人もどんどん少なくなっちゃうのかなー、バーズの創始メンバーでVoジーンクラークが5thdimentionのレコーディング中に脱退して、ソロになった1枚目。のちの作品が有名だし陰に隠れちゃってるけど、音も曲もやっぱりバーズ。ただ12弦ギターだけがなくなったような感じでターンターンターンと5thディメンションのちょうど間な感じ。初期のバーズが好きならまず間違いない!!もうこれ廃盤なのかな?(taka-zoo)
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■No.414■

Bob Dylan / Highway 61 Revisited
■ (1965)■前回からの続きでさかのぼるとバーズのミスタータンブリンマンの原曲はこのボブディラン、その収録アルバムの同年に出たのがコレア!好きか嫌いかってことは全くおいといて少なからず今音楽やってるオジサンたちは、どこかで必ず耳にしたであろう「ライクアローリングスートン」の収録されたフォークロックの金字塔、名盤中の名盤。日本に来る記念ってこともあってまだ紹介もしてなかったことに気が付いた。説明は不要だけどこの人がいなかったら音楽の世界はまた違ってたかもしれないね。10代20代の若い人たちは全然知らないだろうけど、この辺から影響うけた人たちが今の日本の人にはいーっぱいいるんだよ。ってことでまず聞いてみ(taka-zoo)
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■No.415■

Philamore Lincolin / The North Wind Blew South
■ (1970)■なんかそそるジャケット。いかにもなネーミングにジャケ通りな木漏れ日のようなサイケポップ。UKのSSWらしいけどなぜかアメリカだけで発売されたっていう唯一のアルバム。これは実はヤードバーズがバック演奏したとかで陰ながらマニアが探してた一品。実際はヤードバーズじゃないらしいけどジーミー-ペイジが参加してるのは本当で、そういう意味だとかなりスゲーアルバム。でもこのバランス感は普通に70年代の往年のフォーク、サイケ、ソフトロックとして抜きに出た一枚だと思うよ。(taka-zoo)

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■No.416■

Love / Black Beauty
■ (1973)■73年って書いちゃったけど、でてないです。いわゆるお蔵入りアルバムと言われるやつ。なんで出なかったのかわかんないけど時代にそぐわなかったのかな?まさにジミと仲良かったアーサーリーな一枚。前に出てるReal to Reel よりも1年前の作品で激ハード!!ジミらいくな絶頂盤。たしかに73年にこれやってたら浮いてるかな。そもそもラブもアーサーリーもフォーエバチェンジズなんて何?っていうような人のほうが圧倒的に多いだろうし、逆にしっくりくるかもしてれない。こんなのを普通に聞いてる若者が増えたらいいなーなんて期待もしつつ…かっこいいぜ!!(taka-zoo)
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■No.417■

Dr. Feelgood & The Interns / Mr. Moonlight
■ (1962)■パブロックパンクのUKのDr. Feelgoodじゃないよ。ビートルズがカバーして有名になったMr. Moonlightのオリジナルはこれね、ピアノレッドことリー・ペリーマン(これもややこしいけど…)の変名バンドによりアルバム。年代見たらわかるけど、いわゆるロックオリジン。リズムアンドブルース!もちろん俺だってオリジナルを聞いてる世代じゃないけど改めてオリジアルなんて聞くと、べつにオールディーズなんて印象もないしひとまわり回ってかっこいい。知らない世代だったらなんの疑いもなく入ってくるんじゃないかな(taka-zoo)

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■No.418■

Fifth Avenue Band / Fifth Avenue Band
■ (1969)■山下達郎さんがシュガーベイブで目指してたとかいないとか、69年に奇跡の1枚をだして解散したピーターゴールウェイが中心になったフィフスアベニューの記念すべき一枚。コレが好きかどうかで優越付けるほどのマスターピースなんだけど、今の人なんか全然知らないよね。詳しく解説してる人はいっぱいいると思うしそっち読んでくれたらいいさ。でも時代はクリムゾンだのツェッペリンだのいってるときにソウルもR&Bもソフトロックもぶち込んだような、曲の構成もアレンジもすごいのよ、いやー久々に聞くとやっぱいいわ!いろいろ聞いて戻ってくると安心感がある。一度はこれぜひ聞いて!!ここから影響受けた人はいっぱいいるはずだからさ(taka-zoo)
peter gallway
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■No.419■

McGuinness Flint / McGuinness Flint
■ (1970)■何度か紹介したマンフレッドマンのが中心になってるのかな。が69年に解散してギターのトムマッギネス、と、ジョンメイオールとかクラプトンなんかと一緒にやってたドラマーとかが一緒になって結成したのがマッギネスフリント。ほとんど日本じゃ知られてないんじゃないかな?イギリスじゃ第二のビートルズとかいわれたりしてて、UK盤ザバンドとか言われてたりね、そこそこヒットもしてたってことでコレはその1stです。紹介しておいてなんだけどオイラもちゃんと聞いたのは最近のこと。特出した人バンドも多い時代だからだと思うけどうもれちゃってたのかな。ハードなバンドブームの中ではかなり渋い!クオリティは高いよ!しかもメロディーメーカの集まりなんで聞いて損はないってば(taka-zoo)
Tom McGuinness
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■No.420■

Move / Shazam
■ (1970)■MOVEって個人的に音楽体験の初期に聞きまくってたんだけどロイウッドとジェフリンが出会ったのはこのMOVE、短い時期だけど4枚アルバム出してて1stと4thはよく話題に一番陰にかくれてるのがコレ。何せメンバー変わってVoまでやめて、まだジェフリン違うバンドにいて一緒にやってないし、アルバムに6曲しか入ってないし(笑)でも一番ロイウッド節がでてるんじゃないかと思う。ハードさとポップさとサイケ感とプログレ感が共存しててそれでいてのちのELOも彷彿とさせるストリンングアレンジ。ルックスはおいといてそのへんのB級ガレージバンドを探すんだったらこれ聞いたほうが絶対にいいよ。(taka-zoo)
roy wood
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■No.421■

Paris Pilot / Paris Pilot
■ (1969)■評判だったのかどうかも知らないしどこで見つけたのかもしらないけどレアなのは間違いな。でも詳細は知らない。ジェントリーズが母体になってスタックス配下のレーベルからデビューした唯一盤とか全体にはバニラファッジ風のオルガン主体なサイケくくりにされてるけど、どっちかっていうとソウルロックっといったほうがいいね。スタックス配下ってことはそう言うことなんだと思う。宣伝もろくにされないしジャケもダサいし(笑)売れなかったのは想像つくけどなかなかの良盤だと思うよ。もちろんいい意味でね。(taka-zoo)

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■No.422■

Elyse Weinberg / Elyse
■ (1969)■前にカーステno311で紹介したジュディシル流れで知ったSSW。幻のセカンドがちょっと前にもてはやされてて、そこに名盤の1st云々が書かれてたんだよね、ニールヤングの友達で一緒にやってるとか、しゃがれた声だとかね。で、これがその1st。要するにジャケの通りハンドメイドなサイケアシッドフォークロックなわけだけど、想像した通りの感じ。タブラとかシタールももちろん入ってくるし。この辺のサウンドに興味ある人にはドはまりすると思うけどなかなか日の目も見ないと思うんでまだ手に入るこの時期にどうぞー(taka-zoo)
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■No.423■

Freddie & The Dreamers / king freddie & his dreaming knights
■ (1967)■ロックというかポップスサイドだね。60年代におこったブリティッシュインベンションのくくりに出されたりもするのがこのフレディ&ドリーマーズ。動画みたらどういうくくりかもわかるとは思うけど、元マンフレッドマンにプロデュースされたりして一部コンピで名前だけはそこそこ聞くときもあるけどビートルズとかストーンズとかが爆発してる時代に奮闘してるのは映像多いので想像つくね。演奏云々よりも時代の空気を聞けってところかでしょうか(taka-zoo)
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■No.424■

Alex Chilton / the 1970 Sessions
■■この前紹介したボックストップスなんて忘れてたなーと思いつつそういえば脱退したアレックスチルトンってソロアルバム作ってたのに出す前につぎのバンド作っちゃったんだよね。で、これが忘れられてた1969年にメンフィスでレコーディングしてたやつ!96年にアルバム担ってたんだけどオリジナル版とでもいうかな。時代を象徴してるけどソウルでR&Bでサイケでポップでロックンロール。改めて聞いたんだけどいいよこれ!!結構この人っていっちゃってたんだね。ティーンエイジファンクラブに受け継がれていく前の黒さをたっぷり味わえるよ。(taka-zoo)
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■No.425■

Fotheringay / Fotheringay 
■ (1970)■サンディデニーがフェアポートコンベンションからソロになる直前。唯一組んでだしたのがこれ。。のちの旦那さんと組んだわけだけど、本当はこう言うことがしたかったとか…フォークロックって部類になってたんだけど、確かにそうなのかもしれないけど、かなりバラエティーに富んでて、フォークってよりフリーソウルでもいいようなものもあったりして、その辺はメンバーの影響なのかな。ちゃんと聞いたことなかったんだけどひょんなことから聞いてみたら大当たりだよ。いいね!!何より実はまだやってることに驚いたけどね(笑)(taka-zoo)
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■No.426■

The Kingsmen / In Person 
■(1963)■あのルイルイをひっとさせたのはまさにコの人たち。いわゆるロッククラッシック。ガレージ、モッズバンンドの元祖ともいえるでしょ。音こそ薄く感じるけど、そんなことも全然ないし、最後までノリノリで曲間の歓声とか効果音がいい味出してるのさ。超有名なはずなのに時代のせいでなかなか聞く機会もないのが残念だけど、ロックが好きならまず一家に一枚。こいつはおススメするよ。相当熱いよ!!(taka-zoo)
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■No.427■

Emitt Rhodes / Emitt Rhodes  
■(1970)■ポールマッカートニーよりポールマッカートニーらしいと言わしめた驚愕の一人多重録音。SSWエミットローズの70年の渾身のファーストアルバム。これつくったらもういいんじゃないかっていうくらいにずぶずぶのポール風サウンド。まあでも音的には発売当時はちょっと時代遅れになっちゃったみたいで、きっと今一つだったんだと思う。でも今聞いたら別に時代とかも関係ないし、ぜんぜんありだよ!もうすぐビートルズの映画もやるし、別な視点から振り返ってみてもいいかもね。いまの人が聞いたらこもってるとかなんというのかなー(笑)(taka-zoo)
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■No.428■

Billy J.Kramer with The Dakotas / Little Children 
■(1964)■またもやビートルズがらみで、ブラインエプスタインの秘蔵っ子と言われて、同レーベルのダコタスといっしょにジョージマーチンエンジニアにしてレノンマッカートニーの曲でヒット飛ばして、ブリティッシュインベンションとしてアメリカデビューしたこれがそのファースト。しかもこの時代ですでにステレオアルバム。さすが金かけてるね!!ロッククラシックってところなんだけど一聴してポップだよね。まあVoフューチャーの作品だしそれは仕方がなさそうだけど、でも改めて聞いてもこの辺はなかなか聞けないよ。世の中にあるうちにぜひきいてくれい。(taka-zoo)
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■No.429■

Betty Davis、Miles Davis / The Columbia Years 1968-1969
■(2016)■これだったのか!こんなものが聞けるなんてある種事件だよ!もしこれが発売されてたら歴史的名盤になっただろう貴重なセッション。なので正規のアルバじゃないけど、あのマイルスとジミヘンを引き合わせた張本人、マイルスの元奥さんベティーデイビスが結婚してた時代にテオマセオ総指揮でマイルスプロデュースでセッションした事実だけが語り継がれてたセッション。もちろんデモのデモみたいなもんだから全然完成されたものじゃないけど、ミッチミッチェルとジョーコックスとジョンマクラフリンとハービーハンコクとウェインショーターとが一堂に会してるなんて想像しただけで今じゃ考えられない時代の奇跡だよ。パーソナルはわからないかr入れ代わり立ち代わりで演奏したんだろうけど、この時代のことをしってたら鳥肌立つよ。(taka-zoo)
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■No.430■

Asylum Choir / Look Inside the Asylum Choir
■(1968)■スワンプロック人脈で欠かせない二人レオンラッセルとマークボノがその昔一緒にやってたレアユニット、アサイラムクワイアの時代に埋もれたまったく売れなかった記念すべきファースト。スワンプ風なサイケポップとでもいうのかな。サージェントペッパー風アレンジも出てたりいていまきいたらその辺のB級サイケなんかよりもよっぽどの名盤。前に怪しいジャケットで再発してたんだけどこっちがほんとのジャケ?でもトイレットペイパーってすごいセンス。そりゃー売れないよ(笑)レイト60'sとかサイケポップとか好きだったら絶対にはまるよ。今の時代だからこそ先入観なく分け隔てなく聞けるでしょ。(taka-zoo)
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■No.431■

Humble Pie / Natural Born Bugie
■(1968-9)■スームールフェイセスを脱退したスティーブマリオットが元ハードのギターピーターフランプトンの呼びかけで組んだのが始まり、だけど以外に知られてないのがイミディエイトに残した初期アルバム。探してみても以外に無い…これはそのイミディエイト時代の完全網羅編集版。イミディエイトっていうとやっぱりスモールフェイセスとかのあの音のまんまなんだけどそこがまたしぶいんだよえ。時代的にはサイケ期を超えて原点回帰になってはいるけどまだバンドの方向性もあやふやな感じ。だけどそこがまたいい味になってるんだよね。60年代のあの音が好きな人にはたまらないとおもうよ。(taka-zoo)
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■No.432■

The Fool / The Fool
■(1969)■夏だ!サマーオブラヴ!ってことでその手のサイケデザイン好きには超有名人。サイケ時代の様々なレコードジャケットや衣装デザインをしてたfoolの遅すぎたヒッピーアルバム。このジャケットデザインが時代の象徴的何回も再発してきてるけどあと一二年早かったらかなり売れたんだろうね、じゃあ出来が悪いのかって言ったらそんなこともなくて今聞いたらべつに60年代のサイケフォークロックとして気持ちいいアルバム。しかもプロデュースはグレアムナッシュでエンジニアにはエディクレイマー。悪いわきゃない!でもおいらは夏フェスってきくとどうしてもこういった連中がいっぱいいるところをそうぞうしてしまう(笑)(taka-zoo)
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■No.433■

The Kinks / Face to Face
■(1966)■新譜で新人出したし古いところもってことで英国バンドキンクスからこちら!ユーリアリーガッドミーのサウンンドから一転、フォークロックなアルバム3部作第一弾だと思ってる。名曲サニーアフタヌーンを含む4枚目。レイデイビスの才能が爆発しはじめたのもここから!次のサムシングエルス、ビレッジグリーンへとつながって行くんですな。。(同じ英国のビートルズでいうところのラバーソウル、リボルバー、サージェントかなって思うけど。この時代なのにサイケっぽくならないところがまたキンクスっぽくてgood!)前出のアルバムが気に入ってるんだったら間違いなし、ジャケも素敵!実は今一つ音が悪くてCD聞いてなかったけどリマスターきいたらやっぱりよかった!!(taka-zoo)
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■No.434■

The Pretty Things / S.f.Sorrow
■(1969)■もう紹介してもいいかな、プリティシングスの超有名盤。今までピンとこない感じだったのはどうもCDの音質のせいみたいで(笑)リマスターをあらためてきいたら世界初のコンセプトアルバムだのフーやキンクスに影響与えたのだの伝説と化してるのもなんかわかる。ストーンズ的なR&Bバンドからはじまってこんな感じにサイケ化しちゃって、レコード会社からダメ出し食らったそうだけど。はじめてこんなのきかされたらミュージシャンじゃなかったら拒絶反応を示すよね。フーのトミーだったりストーンズのサターンだったり、サージェントペパーだったり、同時多発的にでてきた歴史的アルバムたちの指標になったのはわかる。でも本人たちはあんまりにも陰に隠れちゃってる気がするのは俺だけじゃないはず(taka-zoo)
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■No.435■

Judy Henske & Jerry Yester / Farewell Aldeberan
■(1969)■ラヴィンスプーンフルとかアソシエイションのプロデュースのほうがおなじみかもしれないJerry Yesterとその元奥さんJudy Henskeのファーストがこれ、このVoがこの時代にしてだみ声とでもいうのかな、ジャニスとかのあの声なんだけど、それでいてフォークロックなアルバム。でもたまたま時代がレイトシクスティーズサイケ真っ只中な時代だから方向性として混沌としたものになっちゃった的なんだろうね、しかもフランクザッパのレーベルからだしちゃった的な、いろんな意味で貴重盤。でも今だからこそ簡単に聞けるようになったしこれを機会にぜひ聞いてほしい。(taka-zoo)
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■No.436■

Stackridge / The Man In The Bowler Hat
■(1974)■田舎のビートルズ、スタックリッジの3枚目にして実質的ラストアルバム。このジャケットも見る人みたら一目瞭然ヒプノシスデザイン!ツエッペリン、ピンクフロイドをはじめ70年代の代表的なロックアルバムの印象がすごく強いし、イメージ先行で聞き損じて来てる人いるんじゃないかな。編成にフルートいるからプログレと思われたりね。俺もフォークのトゥリーズとかぶってて聞くまで勘違いしてた。ロックというよりもポップなんだけど、ジョージマーティンプロデュースだし、出来がいいことも間違いなし。ビートルズのマジカルミステリーツアーの延長にはこれがあるのかなーって出来!!有名でありながらもなんか抜きに出ないのはイメージなのかなー。秋の夜長になかなかいいよ!!(taka-zoo)
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■No.437■

The Fourmost / First And Fourmost
■(1965)■リバプール出身マージービートといえばもちろんビートルズ、でも同じくしてブライアンエプスタインがマネージャーでジョージマーチンがプロデュース、さらに超初期のレノン、マッカートニーが曲を提供してデビューしたのがこのフォーモスト。レノン/マッカートニーマニアだったらもちろん知ってるとバンド。っていういかにもヒット街道をまっしぐらな感じだったのにギタリストが病気にかかったりで1枚をのこして歴史にうもれてかのビートルズはとんでもないところまで行ってしまうわけなんだけど、さすが当時ヒットしただけはある。この辺はもう一部のマニアの世界になってきてるけど改めて聞くとやっぱりいいものだよ!歴史にのこるだけのことはある!(taka-zoo)
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■No.438■

White Noise / An Electric Storm
■(1969)■新譜が変態プログレならこっちは変態オリジネーター。伝説のUK・カルトプログレッシヴユニットの1st。まだUKでのシンセがEMS VCS 3とかなのにテープコラージュとか圧倒的な時間をかけてスペースサイケともノイズともつかないポップミュージックをやってるんだけど、中心人物ヴォーハウスはいまだに実験音楽的なことやってるけど、1st当時BBCの音響技術者で電子音楽女子(ようするにテレビ番組のオープニングとかジングル作ってたひと)Delia Derbyshireって人が初期メンバーにいたことが知る人ぞ知るてきなところなんじゃないの。普通に聞いてもどんだけテープコラージュしてるんだ的な曲というより仕事な世界を感じる。テクノからプログレから前衛アーティストに絶対に影響与えてるはずなんだけど気持ち悪くなるし聞くときに気合いるよ(笑)歴史の1ページってことで(taka-zoo)
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■No.439■

Joe South / Introspect
■(1969)■セッションギタリストにしてシンガーソングライター、ジョーサウスの異質なアルバムだと俺はおもってる。ディープパープルの「ハッシュ」のオリジナルの人ね。ほかにも「ローズガーデン」とか「孤独の影」とかのオリジナルはこの人!しかもこのアルバムの「孤独の影」でグラミー賞とってるんだけど、どうもカヴァーした人のほうが売れちゃったようで、いまひとつかなしいひとなのかも…もっといわゆるスワンプにどっぷりな感じだと思ってたんだけどこのアルバムはとくに時代を反映しちゃったのか、ストリングとか管も豪華でいながらエフェクトも多用してサイケ寄りなプロデュースもされてるところがどっちにも行けずに好き嫌いが分かれるところなのかもしれない。(taka-zoo)
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■No.440■

Bob Dylan / Blonde on Blonde
■(1967)■ノーベル賞の候補にはなっていたけど、ついに文学賞を受賞しちゃったボブディラン。知らない人も知ってた人も認知してよね。これでCDとかバカ売れしたらすごいけどまだ現役なんだし数ありすぎ(笑)ってことでここでの紹介も三枚目、例の風に吹かれて、ライクアローリングストーンの入った2枚はすでに名盤として紹介してるけどコレは初期フォークロック化時代の三部作の最後。最高傑作とかいうけどでも知らないでしょ?そうなんだよね世界初2枚組LPだったりすごいんだけどさ…ノーベル賞をきっかけにベストだけではなくこの時代のこういうものが世に出回って、さらにカバーした人たちがまた脚光をあびてくれたらうれいいな。ってことで…いや詩だけじゃなくてアルバムの出来はすっごくいいんだよ!!といっても個人的にはこの辺までしかきいてないです…すいまそん(taka-zoo)
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■No.441■

Love / Four Sail
■(1969)■おなじみアーサーリー率いるラブの一番知られてないだろうアルバムじゃないかな?名盤の3枚目フォーエバーチェンジを出したあとメンバーそう入れかえしてすっかりバンドサウンドになった4枚目。戻ってきたといわれていたり盟友ジミヘンばりのサウンドになってるとかいろいろあるけど全体にはもちろん3枚目のメロディーもアンサンブルも健在で個人的にはこの辺のサウンドがけっこうツボ。名盤としてあつかわれなかったのは前作がすごすぎたのにヒットからも遠ざかっちゃったからなのか、どうなのか…でもラブ好きアーサーリー好きだったら絶対にきにいってもらえるんじゃないかな。万人受けは??しないだろうけどね(taka-zoo)
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■No.442■

Jimi Hendrix / Machine Gun: The Fillmore East First Show 12/31/69
■(2016)■説明不要、ジミの新譜?復刻?当時は出てないからブートでしかしらないし新譜なんだけど、エクスペリエンスを解散してジプシーズになった初のお披露目年越しライブ、69年から70年、年末年始のフィルモアイーストでの4ステージの31日昼の部、つまり初めてバンドがお披露目した第1回目のライブがの正規盤。とくにこの後の夜の部は本人も認めるベストライブだっていうしこのまま4ステージ全部リマスターしてほしい!!(taka-zoo)
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■No.443■

Doris Troy / Doris Troy
■(1970)■ビートルズ、アップルレーベル好きにはおなじみなはず。ゴスペルソウル歌手ドリストロイのアップルでのアルバム。時代も時代というかジョージハリスン共同プロデュースだし、リンゴ、ポール。ジョージに始まりクラプトン、ビリープレストン、レオンラッセルetc、とにかく何でここまで集まってるんだ的な豪華なバックなんですわね。まあ本人もいろんなロックバンドにコーラスで参加したりで人脈すごかったんだろうけど、コレはロック好きなら聞いておくしかないっしょ。(taka-zoo)
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■No.444■

Spanky And Our Gang / Like to Get to Know You
■(1968)■シカゴのママス&パパスことスパンキー&アワギャング。もともとヒット曲も多いのになぜか日本だけじゃなくて世界的にもなかなか再発もCD化もされることがなかったんだよね。ママス&パパスだって知られないのに知るはずもないってことなのかもしれないけどさ(笑)でも一部のサイケソフトロック通にはおなじみでして、当時3枚だしてるけど、どれもがおススメ、その中でも一番のヒット曲もはいってるのになぜか微妙な扱いを受けてるのがこのセカンド。時代的にサイケ風になっちゃってるからかもしれないけど混声ハーモニー系ソフトロックとしては最高なんだよ。最近やっと復刻してもらえたんで廃盤になるまえに是非(taka-zoo)
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■No.445■

Pink Floyd / Cre/Ation - The Early Years 1967-1972
■■個人的には60年代のサイケデリックなアルバムはピンクフロイドの1st夜明けの口笛吹きかグレイトな装飾をまとってると思うんだけどそのピックフロイドがちょうどデビューしてから初期の未発表も含めた27枚のとんでもないボックスセットが出てきてさ、とても一般人じゃ手も出せるレベルではないんだけど、それをダイジェストにしちゃったのがコレ。でもこれでも必要十分でさらによだれも出そうなすごい充実。やっぱりデビューシングル、アーノルドレーンが1曲目に流れてくるとぶっ飛ぶね!初期が好きなら是非お勧め。(taka-zoo)
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■No.446■

Tommy Roe / Dizzy
■(1969)■これってデイジーなんてヒット曲が入ってるにもかかわらず廃盤扱いされていたトミーロウのヒットアルバム!いわゆるオールディーズ扱いをされてしまったりで、日本では特に需要がないかもしれないんだけどこの人の場合はポップとかロックとかっていう垣根が以外に無いところが入りやすいんじゃないかと思うんだけど、この前に出てる2枚とあわせてこの時期のはサイケ風だったり豪華なバックアレンジだったりソフトロック好きにもオススメの完成度なわけです。俺的にはかなり待ってました的な2016日本でのリマスターなんだけどなぜかアマゾンでは扱いがない(笑)(taka-zoo)
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■No.447■

David Bowie / David Bowie
■(1968)■追悼。今年の最初にデヴィッドボウイの新譜で驚愕してたらなくなってしまいまして、今年の最後はこれでしめ。まだ方向も定まってない頃のデッカからでたファーストアルバム。時代はまたも話題のボブディランの影響も受けてのフォークロック路線にしようとしたようだけど時代的にサイケポップのようになってるんだけどそこが好きな人にははまる。デヴィットボウイだってきいてなかったら誰コレ?こんなのあったんだってななかなかの秀作です。まあもともと方向性がどんどん変わる人だったんでスペースオデッテイとかすきだったらすんなり聞きやすいかも。(taka-zoo)
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★キクぜ!!超クールなロックオヤジ養成講座!!

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★目指せ!!激渋ロッケンローラー矯正編(涙)!!

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★あなたの人生を豊かにするちょっとディープなカーステレオライフ!!

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