実践的音楽情報局 SUPER PIRATES

見て聞いて知って得する実践型音楽情報館

★!激渋!! part12

■No.532■

Kaleidoscope / Further Reflections - The Complete Recordsings 1967-69

■1967-69■たぶん67年ごろの世界中がサイケブームの中でいやって程出てきたバンド名ってこのカレイドスコープじゃないかな、そういう自分も詳しくしらない4つほどカルトな同名異国バンドもってる(笑)そのなかでも一番ちゃんとしてるのはたぶんコレ。由緒正しきUKバンドだしジャケもちゃんとしてるし、ってか今でもコンプリート出てて聞けるくらいなんだからそりゃそうなんだけどね、全編にわたってザ・サイケっていう音だからこの辺好きだったらまず間違いはないはず。もちろん(taka−zoo)

 

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■No.533■

Wynder K. Frog / Shook, Shimmy & Shake : The Complete Recordsings 1966-1970

■1966-70■2019になっていろいろ原盤50年を迎えてオリジナルもさることながらベストではなくマニア向けなコンプリートものが結構聞けるようになってマニアな俺的にうれしいところ。この人もなかなかアルバム単位でなんて聞くことのできない人なんだけどセッションオルガニストのソロプロジェクト。いかにもなモッズ系。モッズ系オルガンというとマンフレッドマンとかいるけどこっちのほうがジャズロック寄り。というかいつの時代もセッションミュージシャン系ってこの辺のジャンルが好きなのかって勝手な偏見もってるんだけどね(taka-zoo)

 

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■No.534■

Wynder K. Frog / Shook, Shimmy & Shake : The Complete Recordsings 1966-1970

■(1969)■発売550年を迎えたメリーホプキンスの記念すべきデビュー盤。ビートルズですら名前は聞いたことあるかもって言われる時代だし、そのビートルズが作ったアップルレコードでポールマッカ―トニ―プロヂュースでデビューていわれてもぴんと来る人どのくらいいるさ笑。当時はけっこう売れたブリティッシュフォーク。ポールがプロヂュースだからってバリバリのロックでもフォークロックでもなく純フォークなところがイイ。もちろん豪華にストリングスも導入してるけどこの独特なモノラルな定位感にどのくらいの人がグッとくるんだろう、サイケが終わりを迎えてプログレが出てきて音楽が多様化してきたころにこの人がビートルズとチャート12を独占してんだから不思議な時代だよね(taka-zoo)

 

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■No.535■

West Coast Pop Art Experimental Band / Part One

■(1967)■昔中古アナログレコード店巡りをしてた時この人を見つけたときは感動したもんだよ。いかにもな名前でいかにもなジャケットで飾り概もあるしね。こういう人は大体外れなんだけどそんなこともなくいわゆる有名盤。もともとVolumeOneっていう自首制作アルバムを復刻追加をしてメジャーデビューした実質2ndアルバム。実はメンバーの一人が結構な金持ちのおっさんで楽器も何もできないのに有名になってモテたくてプロデューサーとしてメンバーになって加入しちゃったという変わった人たち。でも当時4枚もアルバム出してるし中々なもん。その中でも一番ガレージ臭が漂うのがコレ。レアでマイナーなんだけど59年たった今でもCDで聞けるんだからすごいもんだね(taka-zoo)

 

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■No.536■

Moby Grape / Moby Grape

■(1967)■細野晴臣が若い時ずっと聞いてたというんで探して聞いたオジサンも多いはず。傑作デビューアルバム。次の葡萄ジャケットのアルバムとかロゴマークとか時代的にどうしてもサイケくくりに入れられてしまうけど実際聞いてみるとそそれだけじゃなくて、サイケもフォークもカントリーもR&Bもなんでもおこなせる実力派ロックバンド。3ギターで3人のSSWが存在してるからなのかコーラスワークまでばっちりこなすしデビューでこれはすごいもんだよ。なんか爆発しない優等生な感じがするところが好き嫌いの分かれるところなのかもしれない(taka-zoo)

 

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■No.537■

Quicksilver Messenger Sravice / Happy Trails

■(1967)■シスコサイケ最後の大物的にデビューしたと思うけど俺的にすっかり忘れてた名盤。60年代のサイケライブポスターとか好きだったら必ずってくらいに参加してるし名前は見てるはず。要するにレコーディング云々より本領発揮するのはライブ。当時はライブ感をレコードに残すのは絶対に大変だったと思うし、おかげでデビューアルバムは失敗しちゃったんだけど(といっても今聞いたらそれもいいんだけど)このアルバムで挽回といったところ。ギター中心のインプロな長尺曲が好き嫌いが分かれるところだけどサイケも終わりを迎える頃の当時の雰囲気をつかむにはこれだね。(taka-zoo)

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■No.538■

Yardbirds / For Your Love

■(1965)■最近はもう3大ギタリストだなんだいったところでほとんどの若者はなんのこっちゃってことだけど、おっさんにしてみたらクラプトン、ジェフベック、ジミーペイジを輩出したヤードバーズっていうのは伝説。きっかけは曲が嫌でクラプトンがやめる時にジミーペイジを紹介したとこからなんだけどその嫌だった曲がはいってるのがコレ。クラプトン本人が嫌いなアルバムだからじゃないとはおもうけどリトルゲームとかロジャージエンジニアとかにくらべてなんか再発も少ないくて間に埋まっちゃってる名盤。コレはこれですごくいいんですぜ。(taka-zoo)

 

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■No.539■

Shocking Blue / At Home

■(1969)■往年のダッチバンドといったら忘れちゃいけないのがショッキングブルー、日本じゃ車のCMに使われたヒット曲ヴィーナスがビルボード1位、日本でもオリコン2位になるほどの究極の一発屋。実はアルバム10枚近く出してるけっこうな人たちなんだけど実際はこの曲はアルバム未収録(TREXの20CenturyPeopleみたいなもんだね)でこれは大ヒット直前の力作の2nd。見たまんまサイケ路線でシタール入ったりブルースはいったり長尺曲あったり。ジェファーソンとかに通じ女性Voもいい!ちなみに1,2,3枚目はサイケ好きにはグッとくるかっこよさがあるよ(taka-zoo)

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■No.540■

Donovan / Sunshine Suerman

■(1966)■アシッドフォークから独自のサイケ路線でヒットも飛ばしたドノヴァンの3rd。特にこのアルバムはビートルズリボルバーとともに時代を変えたサイケアルバムとしても有名。何よりバックバンドにはデビュー前のツェッペリンというのも超有名話(もともとツェッペリンスタジオミュージシャンの集まりだから当たり前なんだけど)。フォーク側からサイケへアプローチしてる不思議な空気感のアルバムっす(taka-zoo)

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■No.541■

Pink Floyd / More

■(1969)■Nなんとなく今更紹介しなくてもと思いつつ、やっぱりここ通らないといけないかなってね、プログレ御三家の筆頭。好きなアルバムも傑作というのも時代によっても人によって全然違うけど、薬物依存性のたかいサイケデリックロックデビューしてこれはまだ初期サイケ期の3枚目。今でいう実験音楽の要素が強いけどサントラというより実験音楽と小品の入り混じったアルバムとしてなかなかいいんだよ。60年代のサイケな空気も残してて初期フロイド好きな自分にとっては結構好き。たまーに無性に聞きたくなるんだよね(taka-zoo)

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■No.542■

Puzzle / Puzzle

■(1969)■いかにもな名前とルックスでヘビーサイケなことやってるアメリカバンドの1st(というかこれ一発で消えてしまった)なんだけど、いまだに残ってるのはプロデュースあのジミを手掛けたエディクレイマーだから!ちょうどジミヘンとかぶってる頃なわけでそういうのを期待もしちゃうんだけどアレはジミがすごかっただけで普通のバンドだったら普通になるだけwこのバンドは別に悪いわけでも聞いてらんないわけでもないし時代を考えたらそこそこなところまでいけたんじゃないかとも思うしオールドブルースサイケとか好きならなかなか面白いと思うよ。(taka-zoo)

 

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■No.543■

Scott Mckenzie / The Voice of Scott Mckenzie

■(1969)■これからもずっと語り継がれるであろうサマーオズラブ!その象徴モンタレーポップフェスティバルのテーマ曲的にCMにつかわれたのはこの人の花のサンフランシスコ。そんな究極の一発屋な曲を含んだ1stアルバム。もともとシンーガソングライターで曲を提供したりもしてるんだけどこれはママスアンドパパスのジョン・フィリップスの曲。もともと親交もあるんで一緒にライブにも出てるけど、アルバム全体がフラワーサイケポップ主体になりがちなのにそうなってないところがイイね。アルバムでは聞くことのない人なんでそういう意味でもオススメ(taka-zoo)

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■No.544■

The Flower Pot Men / Lets Go To San Flansisco

■(1967)■前回つながりなんだけど、こっちは「花咲くサンフランシスコ」(笑)。実は昔ネットも何もないころのアルアルだけど60年代で誰が何やってるのか全く知らないわけで、サンフランシスコって名前だけをたよりにレコードを探してて間違って手に入れたってヤツ。で、きいたらナニコレ?あのサンフランシスコと違うじゃん!バッタもんかよ!でもかっこいいから気に入った!!みたいなね。実態は60年代子供番組の企画ものだった架空のバンドの曲が先にヒットしてメディアに出るために後から作ったバンドっていうよくある話。過去イイとはいってもあくまでサイケ時代のカッコ良さなのでその辺は理解してねwww(taka-zoo)

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■No.545■

Michel Polnareff / Sous Quelle Etoile Suis

■ (1966)■このアルバムを聞くことができるとは思わなかったというのが正直なところなんだけど、きいたはなしだとフランス音楽に英米のロックを持ち込んだ人としていまだに本国ではカリスマな存在で、日本でもシェリーに口づけって曲で70年代に大ヒットしたわけなんだけど、でびゅーしたときはトレードマークのサングラスもかけないでイケメン好青年でフォークなことをしてたんだね。これはまさにそのデビューアルバム。このあとからどんどん世界中の音楽取り入れながら独自のロックとポップをいききしはじめるんだけど、その片鱗も見せつつのファーストもなかなかの名盤。(taka-zoo)

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■No.546■

Lee Hazlwood & Ann-Margret / The Cowboy & the Lady

■ (1969)■リーヘイゼルウッドといえばナンシーウィルソンとのエロデュエットだけど(勝手なイメージww)その彼が当時のセックスシンボル、アンマーグレットとレコード出してた。しかもそのまんまカウボーイ&レディーなんて一体どんだけエロいのか(笑)でも実はこれ趣味かどうかわかんないけどナシュビルでセッションしたものをまとめた立派なカントリーロックンロールアルバム。それでいてかなりかっこいいときたもんだ。世界も音楽業界も時代の狭間でこれは話題の一つもないと売れないとみこしたのかもしれないね。企画色はかなり強いけど当時の腕利きミュージシャンが堪能できるね(taka-zoo)

 

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■No.547■

Tales Of Justine / Petals From A Sunflwer : Complete Recordigs 1967-69

■■これはまたインナートリップってことで60年代にシングル1枚しかださなかった英サイケ・ポップ・トリオ。EMIと契約してあのアビーロードスタジオでレコーディングして作家もついてたりしてかなりしっかりわきも固められてるし完成度も高い。SEやら編集やらいろいろ施されてるんだけど当時のデモ音源聞いてもちゃんとしてるしだてにEMIと契約はしないってことだね。いかんせん先駆者が山ほどいた時代に後を追えとばかりに出てきても全然売れなかったと思うけど50年たって聞いてもらえてるんだからミュージシャン冥利に尽きるんじゃないかね(taka-zoo)

 

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■No.548■

The Red Krayola / The Parable of Arable Land

■(1967)■テキサスサイケ、フリークアウトなUSサイケ、13フロアエレベーターとかフランクザッパに並ぶ3大異常者(笑)メイヨトンプソンの伝説のしかも1stにして最高傑作。といってもズブズブなフリークアウトな作品なんで聞くもの選ぶけど(笑)熱狂的なサイケ好きはぜひ聞いてくれってなもんで、最近じゃなぜかジョンマッケンタイアが正式加入でシカゴ仲間引き連れてぶっ飛んだ音響バンドになったりもしてるんだけどデビューがこれなのにずっとやってたっていうのが逆に驚き!!!(taka-zoo)

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■No.549■

Ten Years After / Stonedhengi

■(1969)■ウッドストックで一躍有名になったイギリスの白人ブルースロックバンド。時代的にクリームとかぶってるから陰に隠れがちだけど、今だとハードロック聡明期のバンドとしてのほうが有名かもね。前期中期後期ってな感じで作風を変えていくしサイケなジャケットも多いけどバンドとしては決してそういうわけじゃない。、これは初期の通算3枚目。60年代当時早引きギターとして一世を風靡したけど今聞いたら別に早いとは感じないし、このCD初めて聞いたときは音も悪かったから評価は高くてもこんなものなのって感じだった(笑)リマスターもされたし聞き直すとなんと渋いこと(笑)ブルースロック、ジャズロックなんてくくりかもしれないけどほぼセッション、こりゃ確かにかっこいいね。(taka-zoo)

 

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p> ■No.550■

The Sons Of Chhamplin/ Loosen Up Naturally

■(1969)■60年代シスコサウンドをを支えたジェファーソンエアプレイン、グレイトフルデッドクイックシルバーとともに地元では相当人気あったバンドがこのサンズオブチャンプリン。日本じゃほとんど知られてないかな。シカゴに参加するビルチャンプリンが組んだバンドだからシカゴファンが流れで掘り下げるかも。例のごとくレコードデビューを嫌って結成後人気あってもかなり遅くに出したファーストアルバム。随分片側に寄った変なジャケットだと思ったらデビューアルバムにし見開き2枚組だったみたいだね。時代とジャケからサイケモノなんでしょってイメージするんだけど(自分もそのつもりで昔買いました(笑))先延ばししてデビューしたからそんなには売れなかったんじゃないかな。今聞くと長尺ってこと以外はブラスロックとソウルくっつけたシスコサウンドって感じでかっこいいですぜ。(taka-zoo)

 

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■No.551■

Tranquility / Tranquility

■(1971)■個人的には全く知らなかったUKのポップバンド。リマスターって基本絶対に購買層が決まってるマニアックなところから攻めるんだけどこれもその一つかな、ドノヴァンの元マネージャーが元グレープフルーツとかいろいろ60年代にちょっと沸かせたバンドメンバー集めて作った、スパーバンド的なところじゃないのもなかなかのセンスだけど、2年で消えてしまった人たち。でも、後にキャラバンに参加したり、オリビアニュートンジョンのフィジカルつくった人もいるくらいだからその辺の技術は保障されてるし、すごい時代を乗り越えてきただけあって、いろいろおいしいどこ取りしてるんだけどフォークロックなハーモニーポップとでもいうのか、知られてなかったってだけでなかなかの名盤。(taka-zoo)

 

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■No.552■

Rare Earth / Dreams/Answers

■(1968)■レアアースといえばバンドとして60年代後半、モータウンのサブレーベルから出した「ゲットレディー」が超有名で1stアルバムと言われたりもするけ…実はその前年にフォンタナから出してたこれが1st。時代的にはもろサイケ期だしこれもジャケデザインとかもから雰囲気だしてるね。中身も始まりから効果音バリバリ使ってるんだけど全体にはもろソウルR&Bバンド。ストリングスとかホーンも入れて結構お金もかかってるっぽいし後のレアアースとは全く違ったもろソウルテイストでかなりいい。ロック人気の波に乗りたかったモータウンに気に入られえる要素はたっぷり。これ結構オススメです(笑)(taka-zoo)

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■No.553■

Neil Diamond / The Feel Of Neil Diamond + Just For You(1966,67)

■(1966,7)■世界で一番成功したポップアーティスト第三位、ニールダイアモンドの記念すべき1st2ndのカップリング。説明ははしょるけどモンキーズのアイムアビリーバーの原曲の人で、これで聞けますよ。そろキャリアスタートが最初のころはまだカバーも多いんだけどそれがまたイイ。リマスターされてちゃんと聞けるというのはうれしいっす。もちろんオールディーズっていう枠に収まっちゃうのはしょうがないんだけど、とにかくみんな聞いてくれって感じ。またまた日本のオールディーズレコードさんやってくれましたね(ここはほぼすべてのカタログが最高なんだけど)感謝ですww(taka-zoo)

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■No.554■

Bobbie Gentry / Ode to Billie Joe

■(1967)■ある年代以上だったら一度は聞いたことがあるはずのビリージョーの歌の生みの親、5年で7枚もアルバムを出したSSWボビージェントリーの記念すべき1st、詞のわかんない日本人にはピンとこなかったと思うけど音楽的にというよりも内容的な問題でいきなり話題になって後のイメージまで決定つけちゃった作品。実はプロデュースも自分だったけど女性が権利を持つことが難しかった時代でクレジットされなかったらしい。内容的にはスワンプとかカントリーにくくられがちだけどブルースもロックもフォークもポップもなんでもありで、なにより見た目に反してしゃがれた声もかっこいい。(taka-zoo)

 

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■No.555■

Ruth Copeland / Self Portrait

■(1970)■UKのミニスカロックねーちゃん、ルースコープランドのデビューアルバム。ってかいきなりこんなデビューでいいんですかってな感じでかなり地味な内向的な作品、でもバックはパーラメントだし、急にエディヘイゼルでてきたり逆再生つかったりはじけてこないサイケファンクで実はすごいことになってる。サイケロックな括りになってることもあるからもろパーラメントな2枚目よりこっちのほうが好きって人もいるくらい、インヴェクタスのなかでもかなり異質だと思うけど初期ファンカデリックの好きな俺的に結構おススメ。(taka-zoo)

 

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■No.556■

Dave Mason / Alone Together

■(1970)■トラフィックとかスワンプ好きだったら知ってるはず。UKなのにアメリカンなデイブメイソンの記念すべき1st。ジャケットは見開きだからホントは横向きなのかな(笑)スワンプロックの名盤って言われるけどなんとなくイギリス的な空気ものこっててそこが逆に味になってる。この後のアルバムになるとより洗練されるけど、個人的にはこの人にかかわらずサイケな時代も引きずりつつ新しいことを始めたときの混沌としてるほうが面白いと思うんだよね。どっちにしてもコレは確かに名盤です。(taka-zoo)

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■No.557■

Rose Garden / Rose Garden

■(1968)■今時のパクリバンドかと思ったくらいB級な空気満載の実存したUKフォークロックバンド。女性Voの5人組でサイケ時代も終焉なのにやってることはフォークロックっていのもマニア心くすぐられる。実はヒット曲もあったらしくてテレビにも出るくらいだし(じゃなかったらちゃんとアルバムまで出せないか)12弦ギターまでつかって全体に初期のバーズに影響受けたUKバンドかなーっておもったら実はジーンクラークが曲提供してたりして本当のバーズチルドレンだった(笑)そういう意味でも埋もれてたのは事実だけど今やバーズなんか知ってる人も少ないだろうしこうして掘り下げる人なんかいないんだろうな。なかなか爽やかでいいよー(taka-zoo)

 

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■No.558■

Jimi Hendrix / Super Session In NY 1969

■(1969)■これ有名なのに実際に正規に出せたのって50年たったからじゃないのかな。マイルスと親交のあったジミがジョンマクラフリンを紹介されてセッションした記録。といっても遊びではなくてメンバーもちゃんとしてるし、レコード化の話もあったくらい有名なもの。聞いてみるとジミ中心でマクラフリンはお客さん的なんだけど、ジャンルも奏法もスケール感も違ってるから全然空気感が変わる。誰も完成系はしらないし、どうしてもミックスは雑に聞こえるけどブートじゃなくてきけるっていうのいいことだよね。(taka-zoo)

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■No.559■

Ray Owen's Moon / Moon

■(1971)■前回はモノホン、jimiだったから今回はフリークな人ってことで、ほぼ知られてないだろう作品。そういう自分も詳しく知らないけどジューシールーシーのVoだった人がアンドロメダのDrと一緒にやったハードロックバンド。バンド名もアルバムタイトルもこれでいいのかわからないし、冒頭でこそジャケのような宇宙的なシンセバリバリなんだけどそれ以外はただジミフリークな作品。しかしまあこんなに近い時代にそのままやるとはよっぽど好きだったんだろうね(笑)ヴ―ドゥチャイルまでカバーしちゃって。かなりイロモノ臭だど人の耳に触れる機会がなかっただけで結構面白いアルバムですよ。(taka-zoo)

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■No.560■

Lemon Drops / Sunshine Flower Power

■■ビートルズのアップルが発端なのかどうかはしらないけどサイケマニアやレイト60'sなロック好きな人にとって果物の名前とか美味しそうなバンド名を見ると聞いてないのにグッと来たりするっていうのがあって(実際に有名なバンドが多い)これも60年代の美味しそうなバンドの一つ、でもこれUSなのがちょっと驚き。バーズをもっとサイケにしたようなというと語弊があるんだけど(だって十分サイケだし(笑))よりポップサイケにしたような人たち。こうしてベストとか出るくらいだからら結構よくできてるしサイケコンピなんかにも結構出てくるバンドだからなかなかGOOD。こういうのが廃盤になって高額になって伝説扱いされちゃいそうだし、この時代が好きだったらオススメ(taka-zoo)

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■No.561■

■No.562■

Trashmen / Surfin' Bird

■(1964)■サーフミュージックでビルボード4位にもなったSurfin' Birdを含む伝説サーフバンドの1st。といってもビーチボーイズとかの爽やかな音楽を想像したらダメ。サーフロックというよりガレージサーフとか言われたりして完全にプロトパンク、ガレージロック。まだまだ聡明期なのに、このいでたちでこの演奏は想像つかないよ。時代が変わってもいろんなバンドがカバーするのもうなずける、今聞いたってはちきれててかっこいい。(taka-zoo)

 

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The Leaves / Hey Joe

■(1966)■ジミもカバーしたヘイジョ―を一番最初にヒットさせたガレージバンドの1st。というかたぶんこれしか出てない。20年位前、サイケだなんだって何も知らなかったとき全面のペイズリー柄ジャケットにときめいて買ってたんだけど、考えたらその時すでにCD化されていたわけだし、映像も結構残ってるみたいだからそれなりに売れた実績もあったんだと思う。こっちはいわゆる本物のガレージバンドなんで腕だ実力だとかじゃなくて空気を感じ取ってちょうだいな。(taka-zoo)

 

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■No.563■

Jan & Dean / Save For A Rainy Day

■(1967)■夏の定番、サーフ、ホットロッドで人気者だったジャン&ディーン。絶頂期にジャンが交通事故で動けなくなり、レーベルとも契約うまくいかなくなって残ったひとりで作りかけだったソフトロックアルバムを完成させて自身のレーベルで出したのがコレ。メジャーじゃないだけあっていかにもインディーな仕上がりになっちゃってるのが残念なんだけど、この後で実はもっとサイケなソフトロックアルバムも作ってて(最近までずっと未発表だった)その前哨戦といったところなのかな、同じサーフロックバンドのビーチボーイズの後追いな感じだし時代的には2.3歩遅れちゃってるわけなんだけど、SEとか駆使して断然聞きやすい名盤です(taka-zoo)

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■No.564■

Hal Blaine / Psychedelic Percussion

■(1967)■追悼。2019年3月にお亡くなりになった言わずと知れた名セッションドラマー。ただのスタジオミュージシャンなのにここまでわだいになるのは分けがあってのこと、レッキングクルーのドラマーでロネッツのビーマイベイビーもビーチボーイズのグッドバイブレーションもバーズのミスタータンブリンマンもカスケーズの悲しき雨音もフィフスディメンションのビートでジャンプも全部ドラムはこの人。参加したのは数千曲だしトップテンに入ったのだって数えだしたらきりがない。60年70年代のヒット曲にはほぼ絡んでる。なので名盤というより名演の人。でも個人名義アルバムも実は4枚ほど出しててこれは3枚目。本気かそそのかされて流されてやったのかわかんないけどサイケ時代にどっぷりつかったモンドな珍盤。こういうのがあるのもお茶目だよねw(taka-zoo)

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■No.565■

Walker Brothers / Images

■(1967)■追悼。スコットウォーカーさんが今年3月にお亡くなりになりました、かなりのミュージシャンに影響をあたえたはずなんだけど日本じゃあんまり話題にもならなかった…でも日本の60台の人だったらほとんど知ってるんじゃないのかってくらいに人気があったはず。今と違って海外の音楽事情なんか全然入ってこない時代のアイドルだったはず!そんでもって日本で人気絶頂期に出したラストアルバム。実は本国じゃ低迷してたし出したけどすぐ解散だったようだね。アルバム自体はかなり渋いプレートリバーブにストリングスがっちり効かせて今で言ったらムード歌謡なんだけど今の人だったら理解不能だろうね。でもすげーイイアルバムです。(taka-zoo)

 

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■No.566■

Ike & Tina Turner / Warkin' Together

■(1971)■アイク&ティナ名義ではおそらく最高のヒット作。ソウル、R&B、ファンク、ブルースといろいろなジャンル消化しながら、ストーンズオープニングアクトでツアーに回ってから出したロックなアルバム。この前作もロックカバーを含むロック色なアルバムなんだけどそれよりもロックアルバムかな。どっちもオススメだけどこの時代はロックがいかにブームになってたのかが伝わってくるね(taka-zoo)

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■No.567■

Gillian McPherson / Poets And Painters And Performers Of Blues

■(1971)■70年代のUK女性SSWの唯一作。おそらく当時はこういう人たちがブームってこともあっていっぱいいたんだと思う。オリジナル版は超プレミアがついてるらしいけどどう見ても枚数が出なかった人だよね。かといってアルバムが出せるくらいだから中身が悪いわけでもない。宣伝力とレーベルの力の問題って感じ、内容はざっくり言うとジャズ系フォーク。でもバックもプロデュースもしっかりしてるから結構玄人向け。にしては微妙につたない感じなのが魅力なのかな。まだまだ誰も見向きもしなかった消されてしまった名盤があるのかもしれないね(taka-zoo)

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■No.568■

V.A, / Surf Party Original Soundtrack

■(1964)■60年代のサーフ―ブーム時にちゃんと作ったのに全然ヒットしなくてB級扱いになった映画の超レアなサントラ。ちょうどこの時代は日本にもサーフブームがやってきたりしてリアルに体験していた60代70代の人にとってはよだれもんなんだと思う。アストロノーツとかはもちろんだけど、エレキ世代のオールディーズ好きならたまらないはず。しかもこれまだこの世界に入ったばかりのジャッキーデシャノンが出てて歌ってたりしてそういう意味でもかなりレア。これ紹介するころは日本は秋になっちゃってるけど是非真夏に聞いてほしいね(taka-zoo)

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■No.569■

Poppy Family / Which Way You Goin' Billy?

■(1968)■Seasons In The Sunっていう74年の大ヒット曲を持つテリージャックスって人がいるんだけど、その奥さんと一緒に作ったカナダのソフトロックバンドがこれ。何枚か出してるみたいだけどこれは1st。簡単に言うとソフトサイケポップ。まあそれだけで詳しく言う必要はないんだけど当時の過剰な効果音とかはないけどもなぜかタブラとシタールがバックにんがれる曲が多くてラーガっ風ソフトロックとでもいうのかな。でも別にインドに傾倒してるわけでもなくよくできたソフトロック+異様なタブラ、シタール達(笑)相当モンドではあるけど後にヒット曲だすくらいだし、知られてないってだけでなかなか楽しめますぜ。(taka-zoo)

 

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■No.570■

V.A. / Live It Up! [Philips/Fontana/Mercury Beat Girls 1964-1967]

■(2019)■新しいCDだけどもう名前のままです。そもそもこのレーベルはUKの復刻専門レーベル。相当マニアで痒い所い手が届いて音質もいいからレア盤が聞きたいひとにはとにかくオススメなんだけど日本ではやっぱり需要が少ないみたいだから完全に宣伝ですね(笑)このシリーズもその一つで何度もレーベルごとのシングルを集めたビートガールコレクションを出しててガールポップナゲットといってもいい。(実際にそういうナゲットも今では存在するんだけど)どもってこのシリーズの最後と思われるこれはいよいよここにきて権利クリアしたか?といべきダスティンスプリングフィールドをはじめとした有名人揃いのでかなりのおすすめ盤。(taka-zoo)

 

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■No.571■

Brian Eno / Apollo

■(1983)■アンビエント音楽の第一人者でwindows95の起動音を作った人(笑)時代はちょっと新しいけどこれも50周年リマスターの一環。なんとアポロ月面着陸50周年!で、これはもともとは80年代のドキュメンタリーのサントラ。NASAの依頼で作ったものだけど、結局その後TVや映画にも使われたりするし、たぶんアンビエントとして一番わかりやすい。この人はクラウトロックの影響でクラスターだったりデヴィッドボウイだったりいろんな人プロデュースはしてるけどはっきり言ってわかりにくい、というかそれが正解。こういうものもあるということを皆さん知ってちょうだいな(笑)(taka-zoo)

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■No.572■

Grateful Dead / Grateful Dead

■(1967)■いまさらではあるんだけどこちらも50周年記念リマスターの一つ。あのグレイトフルデッドの記念すべき!st。長い歴史ののスタートがここからはじまったわけだけど、いわゆるサイケヒッピー文化の最中にでてるだけあってサイケ、ガレージ感はあるけどヘビーサイケではない。熱狂的なファンはいっぱいいるだろうから云々言わないけどモッズやビート系の60年代ロック好きにも十分オススメできる名盤です。(taka-zoo)

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■No.573■

Eddie & the Showmen / Squad Car Eddie Bertrand Story

■■これ見たときに60年代のローカルサーフバンドでアルバムはだしてないけど日本語タイトルで走れパトカーが有名な…な感じで説明されてたんだけどすべて知らねー(笑)(笑)っていうのはあるけどいわゆるガレージサーフロックマニアの中では有名な人。今でもこうして音源残ってるってことはそういう人なんだけど。この業界ではトップ位置するアストロノウツが日本で大ヒットさせたヘイゼルウッド作の「のってけサーフィン(太陽のかなた)」もカバーしてますよ、(taka-zoo)

 

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■No.574■

YES / The Yes Album

■(1971)■一般的にサードアルバムって言われてるやつ。スティーブハウが加入してプログレバンドとして黄金期を迎える第一弾的なやつ。このジャンルはクリムゾンもフロイドもそうだけどめちゃめちゃこだわりのファンがいるからその辺は割愛するとして、個人的にはサイケ時代からの延長にある1,2枚目と,この3枚目が好き。まだ聞いたことない人や長尺が苦手な人、プログレ未体験の人は全3曲の5枚目よりこの辺から聞いたほうが入りやすいとおもうよ。ちなみにYESとSTONE ROSESは世界一リッケンバッカーベースの音がするバンドといわれてます(taka-zoo)

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■No.575■

John Simon / You Ara What You Eat

■(1968)■ジョンサイモンといえばザバンドに参加したりもしてるけど、どっちかっていうとプロヂューサーのほうが有名なのかな?66年にサークルの名曲レッドラバーボールとかの有名かも。その彼が手掛けたヒッピーなサマーオブラブ映画のサントラがコレ。全編にわたってサイケというか、狂気なアルバム。かといって「イージーライダー」とか「愛と幻想の一夜」とか「茂みの中の欲望」とかそういうんじゃなくてなんも考えてないような(笑)まさに時代が生んだ奇天烈なサイケとでもいうのかな。オリジナルがめちゃくちゃ高騰というのは内容云々よりレアすぎるから。実はこの翌年に作ってるサントラのほうが聴きごたえはあるけど一回聞いておいてもいいかもしれない歴史に埋もれた一枚っす(taka-zoo)

 

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■No.576■

The Who / Woodstock '69

■■なんかよくわからんけど、往年のバンドの発掘物(むかしでいうブート)が正規レーベルとして普通にレコ屋で手に入って、例えばライブ専門レーベルとかセッション専門レーベルとか大手じゃないところから出てきたりするんだけど、これもその一つ。フーの歴史的名演。ウッドストック69年のライブ全曲。映像では見ることも多い演奏ではあるんだけど、FMラジオ放送用に卓から録音されたサブマスターからリマスターされたやつ。ジャズとかではFM放送のナレーションまで入ってるのもあるけど(笑)これはちゃんと演奏のみで音質ご良い悪いは別としてすげー演奏!ちょうどアルバムトミーのプロモーションの途中のライブなわけなんでトミーのほぼ全曲がライブで聞けるわけなんだけど、こういうのを聞いちゃうとやっぱかっこいいなーっておもっちゃうわけですよ(笑)(taka-zoo)

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■No.577■

Pink Flydo / Fillmore West, San Francisco, 1970

■■さんざんいろんな形で世に出てはいるんだけど、シドバレッドがいなくなって原子心母が出るまでのサイケとプログレを行き来してる頃のフィルモアライブの全曲盤。2019年代では多分一番いいマスター音源。とはいってもこの人たちはテーマ以外はインスピレーションみたいな要素が多いからよっぽどのファンじゃないと全部同じにきこえてくるかも(笑)一回ラジオで放送しただけでそれきりになってマスターテープからリマスターしたものらしいけどどこでどんな管理してるとこういうものが埋もれるのかが正直わかんない(笑)(taka-zoo)

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■No.578■

Artwoods / Art Gallery

■ (1966)■もう2019年最後はモッズずくめで!これなんか見ただけでいかにも(笑)ジャケットにそのまま例のマーク入れてるし(笑)ロンウッドの兄さんがVoのアートウッドってバンド!これが唯一のアルバム。といってもほぼカバー。ソウル、R&B中心でいかにモッズがそのころこういうの聞いてたんだなーっていうわかりやすい見本。これがまたなかなかオルガンバリバリのえらくかっこいいガレージサウンド。ソウルバンドとしてもくくられることがあるのもうなずける1枚っす(taka-zoo)

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★キクぜ!!超クールなロックオヤジ養成講座!!

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★目指せ!!激渋ロッケンローラー矯正編(涙)!!

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★あなたの人生を豊かにするちょっとディープなカーステレオライフ!!

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