実践的音楽情報局 SUPER PIRATES

見て聞いて知って得する実践型音楽情報館

★ロックオヤジ!! part12

■No.532■

Jon Spencer / Spencer Sings The Hits

■(2018)■2019年最初はこの人。ジョンスぺ。俺的に後聞きだったのに今でも独特のセンスでいいなーって思ったりする一人なんだけど、地味にソロ出してた。基本バンドもドラムとギター2本だし(ベースラインもオクターバー踏んだギターでまかなっちゃうから関係ないんだけどね)、ソロになっても相変わらずベースレスでドラムにギターのみなんであんまり変わらないっていうやつ。仰々しいと周りも巻き込むから好きなこと好きなようにやってインディで出したってところっぽいけど。でもそれがイイ感じ。(taka−zoo)

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■No.533■

Drahla / A Compact Disc

■(2018)■読みにくいバンド名なのにわかりやすいアルバムタイトルだとおもったらEPの寄せ集め日本独自企画アルバムだった。ジャンルで分ける必要はないんだけどしいていったらポストパンクでUSノーウェイブ風でだったりソニックユースとmetz足した感じだったりもしてこれはたしかにアルバムが楽しみだったりもして、たぶん本人達的にはパンクが基本にあると思うんだけど結構今年期待かな。なかなデザイン的に好きな人なんだけどもともとこのデザインのコンパクトカセットっていうカセットテープ出してたんだね(笑)(taka-zoo)

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■No.533■

Soft Moon / Criminal

■(2018)■いかにもな見た目だしレーベルも含めてもうそんまんまw。デジタルパンクとかダークウェイブとかインダストリアルテクノとかまあいろいろ言い方はあるけどつまりそういうこと。メロディ云々とかにはまったくあてはまらないしジャンルがジャンルなんですごく好き嫌いもあるけど個人的に結構好きなんだよね。NYアンダーグラウンドクラウトロックな空気があると思ったらベルリンで主にやってる(た?)らしいしピッチフォークで評価されたりなかなかの曲者なんじゃないかとおもうけど世の中に表立ってはでてこないでしょうwだから紹介してるんだけど(taka-zoo)

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■No.535■

Hookworms / Microshift

■(2018)■サイケリバイバル的にデビューしたバンドの中でもDungenと並んでかなりマニアックだったんだけどそれから9年。いかにもなサイケバンドサウンドじゃなくなって最近はやりのデジタル&サイケになってた。でも打ち込みだけでってわけでもなくサイケ風のアートロックとかいうのかな。ジャケもどこかステレオラブっぽいし聞きやすくなったのは確か。それに今回リミックス集みたいなのも出してたけどこれが結構はまってるしなかなかのオススメ。〈taka-zoo)

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■No.536■

Ian Brown / Rippls

■(2019)■伝説のStoneRosesが再結成してツアーまでしてレコーディングもしてるっていってから進展しない時に急に出したソロアルバム。今回はすべてセルフプロデュースだったらしいけど何一つ昔から変わってなかった。一時期自分はDJだといってる時もあったり、昔からずっとダンスだったりループ的な手法はとってきてるけどそれはここでも変わらず、それが逆にうれしいね。もしかしたらこの曲再結成おStoneRosesでやろうとしたけどことわっれたのかな(笑)〈taka-zoo)

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■No.537■

Deerhunter / Why Hasn't Everything Already Disappeared ?

■(2019)■いつのまにかインディなのにサイケ系の重鎮にまでなっているらしいディアハンター。個人的に初期のクラウトロックなが好きだったんだけど、毎回ガレージやクラウトロック、シューゲやフォーク、ブルースと何でもありな感じでころころと作風はかえてきてるけど、これはなんだ?渋いというか後半は現代音楽?スティーライヒとか以前紹介したライリーかって感じ?ジャケにも通じる謎の音響感。バンドじゃなくてもいいんじゃないかとも思っちゃったりするけど、トムヨークとかコーネリアスに触発されたかな?すでにサイケとかなんとか関係なくなってきちゃってるんだけど静かな部屋でじっくり聞きたいねー〈taka-zoo)

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■No.538■

Toy / Happy In The Hollow

■(2019)■UKサイケバンドの初セルフプロデュース作品。デビュー当時から同路線のバンドの中でちょっと話題には上がるんだけどドゥンエンとかテームインパラとかテンプルズとかホラーズみたいに突き抜けるわけでもなく良いんだけど地味な印象だったんだけどそれが逆に良かったのかも。SixbySevenっぽかったりもするんだけどジャケの印象のままかなりインナーな超クールな仕上がり。クラウトロックなこともやってるしホラーズばりにいろいろ楽器をちりばめたりもしてるんだけどレンジ広くしたかったのか流行りとはいえ全体に音量かなり小さいしwwヘッドホンなんかしてると結構陶酔。じわじわ効いてきて最近のヘビロテっす(taka-zoo)

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■No.539■

Piroshka / Brickbat

■(2019)■なまえみてロシアかと思ったらUK!LushMoose+Modern English+Elasticaのドリームバンドってことのようだけど実は個人的にはどれもちゃんと知らないし、オリジナルシューゲのあつまりみたいなものだとおもったんだけど、実際はVo夫婦とその友達ってことなわけ。で別にシューゲに特化してるわけでもなく今までやってきたことをベースに好きなことをする的なものなんだと思うけどこれがまた微妙にシューゲチックなダブはいったオルタナで絶妙に気持ちいい。そのへんは4ADっぽかったりもするけど各自が経験長いからかあくまでギターロックでやりすぎない感がいいね。(taka-zoo)

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■No.540■

The Claypool Lennon Delirium / South Of Reality

■(2019)■プライマスのベースとショーンレノン二人の変態プログレサイケユニット2nd。何でもできる2人だからほぼ全部の楽器をやりたい放題やっちゃってるけど1stに比べて多少洗練されたかも(あくまでもカモw)。例のブリッぶりの箱ベースの音は相変わらずだし、時折ビートルズちっくな音になるのはショーンの血筋なんだろうなって思たり結構たのしめる。ジャケのセンスもマニア受けな音つくりもの狙ってるのか天然なのか謎なんだけどこうじゃないと二人が組んだ意味ないよっていうモノなのは確かだね(taka-zoo)

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■No.541■

Le SuperHomard / Meadow Lane Park

■(2019)■フランスのステレオラブ+ハイラマズ+エールなんて感じの肩書だったんだけど、それ聞いたらやっぱり聞かないとね。まあお洒落さん御用達って印象かなっておもったらその通りだったっていうオチ。どうもタヒチ80の人がプロデュースしたらしくそりゃーそうかってなもんだ。ここまでいかにもな作りだと逆にいさぎいいけどステレオラヴやハイラマズのデビューしたての頃の度肝を抜いた印象はなくすっかりジャンル化されちゃってきてから空気感かな。バンド本人たちが相当リスペクトしてるみたいだしピンと来た人は聞いて間違いないんじゃないかな(taka-zoo)

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■No.542■

The Mystery Lights / The Mystery Lights

■(2016)■今週の3枚はバンド名とアルバムタイトルが同じってことで、こんなすごいのいたの忘れてた。ガレージロックっていうとタイセガールとかが浮かぶんだけど、はじめてきいたらいつの時代かわかんないくらいに徹底的に60年代ガレージサイケ野郎共。現代的なエフェクターとかもつかってはいるけど、基本的に古い!!けどここまでいけばかっこいい!!いままでももちろんこういうひとはいたし、ロックンロールリバイバルとか有ったりもしたけど中々ここまでそのまんまなやつっていないもんだよ。コンボオルガンがいい味出しててミュージックマシーンとかオリジナルナゲッツシリーズとか好きな人にこそお勧めっす(taka-zoo)

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■No.543■

The Beths / Future Me Hates Me

■(2018)■去年1stアルバムを出したオランダのギタポバンド。ってことだけだったら別に何にも引っかからなかったんだけど、デビューしてからなぜか地元のレコ屋は何か月もずっと視聴機に入れてるしwネットでCD探してるとなぜか関連で必ず引っかかってくるんで結局きになって買ってしまったwギターポップなのは間違いはないんだけどオルタナパワーポップ、ハーモニーポップとか経過してきたんだろうね、そういうところが狙ってるわけでもなく全部入ってるっていうじわじわ効いてくるやつ。実はどこに向かってるのか不安定なところも魅力なんだけど女性voものでシャウトとかそういうのは別に期待してないけど変にかわいいのも爽やかなのもいやだって人にオススメ(taka-zoo)

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■No.544■

Julian Lynch / Rat's Spit

■(2019)■肩書的にはリアルエステイトのギタリストで前回のSOLOはピッチフォークで年間ベスト楽曲に選ばれたほどのひと。5年ぶりのソロアルバムってことなんだけど、なんかすでにもうソロうんぬんより異次元の作品って感じ。そもそも民俗音楽で大学院に通って博士号も取得してるみたいで、メインはギターでベットルームインディーロックの手法は取ってるけどもギターとかシンセとかコーラスとかをレイヤーしまくりの国籍までわからない出来。結果宇宙に行っちゃったような全く謎なそれでいて結構聞きやすいところがみそwww(taka-zoo)

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■No.545■

Pond / Tasmania

■(2019)■個人的に最近のオールドサイケマニアバンドの中でも結構多作でテームインパラの兄弟バンドの5枚目くらいかな、それまではかなりマニアックに60,70年代を追ってたんだけど、基本的にアナログチックな録音でやってはいるけどミックスだってなんだって技術的にコンピューター入れなかったら逆に時間だってかかると思うし、そうなってくるとシンセや鍵盤も多用するんだけどそうなると現代と過去をごっちゃにした謎のことになってきてそれがなかなかなかGOOD (taka-zoo)

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■No.546■

Stephen Malkmus / Groove Denied

■(2019)■半年ほど前にバンドでかっこいいアルバム出したばかりなのに、そのあとすぐにだした自分のソロアルバム。よっぽど前のアルバムが気に入らなくて同時にとりためた別な曲をミックス変えてだしたのかと思ったらそういうわけじゃなかった全く違うコンセプトでこれが最近のマイブームだったというソロアルバム。しかも最近ブームの80年代デジタルというかエレクトリックアルバム。でもそこはさすがこの人、一筋縄ではいかないというか妙なシーケンスだったりVo加工だったり変人ぶりが思いっきり出てるww今やペイブメントなんか知らない世代ばかりだろうから過去の栄光は関係ないんだろうけどこのふり幅はちょっとびっくりだね、遊びかと思ったらそうでもないし何度も聞いてしまうあの感じだね。(taka-zoo)

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■No.547■

Triptides / Afterglow

■(2017)■今年日本のGWは驚異の10連休ってことでいろんな意味でトリップっていう意味での今週の3枚ってことで、名前もそのままトリップタイドって(笑)ちょっと前に出たシスコのこてこてサイケバンド。ルックスはハードな長尺ライブバンドなんだけど、このアルバムは全然違ってて(といっても基本は60年代で一緒なんだけど)昔いたリリーズとかステアーズとかそういった人たち。最近の流行はガレージとかクラウトロックとかなんだけどこういうのって今はいないんじゃない?たしかにサイケロックとしか言えないんだけどこういうのもありますぜぃ(taka-zoo)

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■No.548■

The Entrepreneurs / Noise & Romance

■(2019)■新人とかインディーとか聞いてると突如としてなんで急にこんなものがっていうようなものにぶち当たるときがあるんだけど、これはまさにそれ、lデンマークコペンハーゲンからすごいの来ちゃったな、ノイズともインダストリアルともパンクともオルタナとも言えるけどそうでもないなっていうバンド。ちょうど曲作りとレコーディングの技術とかが時代とはまったというような感じで、打ち込みからエフェクトから変拍子までなんでもありで、よくオクターバーみたいにベースとユニゾンするなって思ったらべースレスg.g.drの3ピースだった。なるほどね(笑)(taka-zoo)

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■No.549■

Steleolab / Transient Random-Noise Bursts With Announcements

■(1993)■2019年、メンバーの死によって活動休止してから10年ぶりにあのステレオラブが活動を再開するっていうのがちょっと話題になってる今日この頃。世界的にモンドだラウンジだ、ローファイだなんだってなかった30年近く前のデビュー3枚目。往年メンバーに歳らまず結成前のショーンオヘイガンもサブメンバーで参加してるってやつ。後の名盤エンペラートマトケチャップとは違うギターバンドなアバンギャルドでノイジークラウトロック。今聞いてもかなりキテルね。基本モ―タリックビートでカッコイイ!!でもクラウトロックなんて忘れられてる頃にこれやってるとまあ浮くね(笑)(taka-zoo)

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■No.550■

Fews / Into Red

■(3019)■最近配信や通販で何でも聞けるようになったとはいえ、謎のインディーバンドのCDが日本で買えるのっていくら海外のちょっと有能インディーレーベルとはいえそんなに作ってないでしょ(笑)ネット検索のたまものなんだろうけど…日本人貢献してるよね(笑)ってわけでこれもそういったスウェーデンのノイズバンドの2枚目。1枚目はポストパンクでサイケっぽい感じでそれはそれで好きだったんだけど(ってかそれも手に入ってた)、ポストパンクだクラウトだシサイケだューゲだ轟音だって人はいてもあんまりパンクとオルタナ足して割ったようなこう人いなかったんだよね。ジャケット同様シンプルでいてノイジーで刺がある感じがイイ(taka-zoo)

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■No.551■

Institute / Readjusting the Locks

■(2019)■お気に入りハードコアパンクバンドの3枚目なのかな、別に有名な人に見いだされたとかそういうのは全くないけど、レーベルの所属できるだけでも一歩抜きに出たってことかもしれないけど、偶然見つけたバカな連中って思ったけど、センスは確信犯的。シークレットボーンってレーベルってノイズ、ジャンク、ダークウェイブ、インダストリアルと他では受けきれない曲者が集まってるんだけど、そんななかでパンクマナー(なんてものがあるの?(笑))にのっとってジャケから手作り。それでいてしっかりカセットとかアナログ盤っとかTシャツまで作るこだわりは今の時代は逆に大変だし見た目いじょうに大変なんじゃないかな、今の時代じゃ音も決してよくはないけど純粋にかっこいいって思わせてくれるセンスが粋。(taka-zoo)

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■No.552■

The Crows / Silver Tongues

■(2019)■紹介もここまで増えるとうんちく云々じゃなくて趣味だけで紹介する事が増えるけどこの人たちもそんな感じ、なんか地味なデビューアルバム(笑)デザインも実にB級サイケっぽいし(笑)でもほんとは結構実力有りなライブバンドってことらしい。ここでも紹介してきたいくつかのバンドともツアー回ってたりオープニングアクトだったり、現場見た人は話題にしてて、でもこの時代に全然音源がみつからなかったという昔のクイックシルバーかよッてな人たち。でもやってることは轟音なガレージロックだったりシューゲイズっぽいかとおもったらポップになったり、UKらしいといえばらしいけど見た目に反してなかなか技在りで結構面白いよ。(taka-zoo)

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■No.553■

Nots / 3

■(2019)■これまた表に出てこなそうなメンフェスのレディースバンドのわかりやすい3枚目。インディでも3枚出すのってなかなかのもんだけど、個人的に最初の2枚も持ってて混沌としたローファイサイケ風にいろいろやってる感があったんだけど、今度はシンプル、前までの印象の曲ももちろん残ってるけどゴリゴリノイジーなパンクサウンドにピュンピュンとチープなアナログシンセが飛び交う。というのもメンバーにアナログシンセがいるからなんだけどこれが絶妙でいい味出してる。メンバー全員が女の子というのも最近では珍しいけど変に難しかったりテクニカルなのはいrないだけどって感じで聞けて純粋にかっこいいゼ(taka-zoo)

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■No.554■

Foxygen / Seeing Other People

■(2019)■その辺のバンドとは一癖も二癖も違う変態グラムロック!60年代サイケから70年代グラム~ディスコサウンドまで順番にオマージュしてきて80年代サウンドになるかと思っていたけど、たしかにベースになるのは打ち込みとかシンセとかニューウェーブなんだけど、要するにうねうねしたグラムロック(笑)。ステレオで聞いても気にならないんだけどヘッドホンだと気持ち悪くなる(笑)でも全体にポップな印象びしたのは狙い。なかなか曲者。!stの激サイケアルバムからは想像つかないくらい進化し続けて出てるけどよっぽどマニアで好きでつくってる感が伝わるね。(taka-zoo)

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■No.555■

Sebadoh / Act Surprised

■(2019)■正直長くやってるね。このアルバム6年ぶりだって。ダイナソーJRのベース、ルーバーロウのオルタナバンド。たしか今から20年くらい前、ハイファイだローファイだなんていう不毛な話が業界に蔓延してた頃、そのローファイ代表みたいな扱いだったはず。今誰もそんなこと知らないしカッコよかったらいいじゃないって感じだし、やってたらわかるけどむしろアナログだけで録音するっていうと時間もお金もかかる時代だし、そんななかで相変わらずゴリゴリの天然ローファイサウンドはかっこいいおっさん。むしろ今普通に受け入れてくれる時代でよかったんじゃないのかな(taka-zoo)

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■No.556■

Black midi / Schlagenheim

■(2019)■いろいろ絶賛されてるUK新人バンドのデビュー盤。なんてタイトルなんだろうね(笑)ロンドン拠点のまだ10代だってことらしいけど、メディアに露出もないから情報不足ってことだけど、そもそも結成して1年そこそこで話題になっちゃったからメディアなんかにでるわけはない(笑)でも確かにすごい。ベースになるのはマスロックというか轟音ポストパンクなんだけどテクニカルというかプログレというか勢いというか、いろんなやりたいことをとにかくやるとこうなっちゃったって感じ。まだメロディーがどうのこうのっていうようなものじゃあないんだけど今後にさらに期待だね(taka-zoo)

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■No.557■

Drahla / Useless Coordinates

■(2019)■ロンドンのポストパンクバンドが満を持してだした1st。日本では独自規格でEPまとめてアルバム化しちゃってるからCDで聞けるのは2枚目なんだけどレコ屋のプッシュも今一つなのが悲しいかな。前にここでも紹介はしててけっこうダークでソリッドなポストパンサウンドだったんだけど、もっとゴリゴリにハードになるかと思ったんだけど真逆。アルバムはかなり暗い(笑)ジャケット同様めちゃくちゃダーク。この辺が好き嫌いはわかれるかもしれないし、一押しできない空気感なのもわかる(笑)3ピースでかわいい女子がいてっていうところも人気出そうなんだけどまずは売れてほしいかな(taka-zoo)

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■No.558■

Greys / Age Hasn't Spoiled You

■(2019)■3年位前に個人的年間ベストだったカナダのポストハードコアノイズバンドがひっそりとだした3枚目。前回もそうだけどジャケがイカス(これ結構大事)。そんでもってここまで来ちゃったのかってくらいに変貌というかバリエーションがふえた。むしろ1stのパンクの面影はほぼ皆無。基本は2ndの延長なんだけど、zん回垣間見えるスローな静寂をさらに膨らませた感じ。デジタル機器とか編集も駆使してるようなんだけど別に無理やり感もないしあくまでバンドサウンドで最後の最後でハードコアになるところがなんともイイね!きっと今年一番だな、これは!!(taka-zoo)

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■No.559■

Dumb / Club Nites

■(2019)■最近めっきりいなくなってきちゃったけどひさしぶりなギターロック。決して王道ではないし、いかにもインディでスッカスカなDITパンク。バンド名もバンド名だしふざけてるのかマジなのか終始そのまんま突き進んでいくのがカッコいい。(実際狙ってやってるんだろうけどね)なんかよくわかんないんだけどこれアルバム2枚目だそうで、しかもまたもやカナダのバンドだった、最近は気になるのがオーストラリアとカナダばっかりなのは、それしかいないの?それともバイヤーの策略?(笑)(taka-zoo)

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■No.560■

Yak / Pursuit Of Momentary Happiness

■(2019)■なんかファーストが鳴り物入りでデビューして個人的にはかなり好きなスリーピースな爆音サイケ系パンクバンド!日本じゃ今一つ受け入れられてない感じだけど、そのせいもあってかいつの間にひっそりと出てた2枚目。ジャケの印象も1stのままで前回の延長線上な作品だけど音圧パンパンな時代じゃなくなったのもあってかちょっとすっきりしたのかもしれない。だけど癖が強いのはあい変わらず、コレぞアングラって雰囲気で個人的にはこのまま洗練されないでいてほしいと思ったりする今日この頃(taka-zoo)

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■No.561■

Metz / Automat

■(2019)■この手のポストノイズパンクにはなかなかいない高評価なバンド。新譜が出て間もなくでたベストかと思いきやアルバム未収録曲を集めた正規アルバム。シングルカップリングとかネットのみとかの曲なんだけど。もともと評価も高かったのがよくわかる。アルバムなんかよりも俄然ぶっ飛んでるし、フィードバックとノイズの嵐。爆音できくほど気持ちいい。夏はやっぱりこれでしょ(笑)いろいろ周りがいってるけども結局自分たちはこれなんだよってことなんだろうね。(taka-zoo)

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■No.562■

Ty Segall / First Taste

■(2019)■現代のガレージ番長がひさしぶりにだした自分のアルバム。人のプロヂュースだとカセットとか8トラックとかぼ一発録りとかほんとのガレージそのままあったんだけど、いざ自分のは編集したりシンセ入れたり一番今風の音にしてる(笑)でも基本は変わらず、しかもいきなりツインドラムだったりシタールバンジョー見たいのが入ってきたりで全体にはツェッペリン意識したのかな。。でも最後まで気持ちよく聞こえるのは自分と同じ空気感だからのかな。今時こんなひといないし結構いいですぜ。(taka-zoo)

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■No.563■

SOLEIL / Lollipop Sixteen

■(2019)■衝撃のデビューからはや二年、ソレイユちゃんのJC卒業までかと思いきやJKになって帰ってきた3rdアルバム、サリー久保田さん最高です!!のっけからフーのマイジェネレーションのオマージュに始まって、ハイスクールララバイのカバーするところなんかそうきたかって感じ。相変わらずの魅惑の全編モノラルロック。これはいったいどこのだれにアピールしてるのか全く謎なんだけどマニアなおじさんが身震いするほど最高っす(taka-zoo)

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■No.564■

Froth / Duress

■(2019)■サイケ風、シューゲイズ風、ポストパンク風とデビューごとに作風がどんどん変わるからジャンル不明の謎のバンドの3作目。前作でなんとなく片鱗は見えてたけど完全なPC音楽になったのがコレ。最初は違うやつらかと思った(笑)レディオヘッドの最後のほうもそんな感じだけどこれはライブでどうやるのか?とちょっと考えるようなやつ。でも基本はバンドってことみたいでそこはなんとなく崩してないんだけど。にしてもスカスカな打ち込みとシンセで音響系すぎるところが最先端なのかちょっとわかんなくなるけど2019年の音なのはたしか(taka-zoo)

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■No.565■

Flasher / Constant Image

■(2018)■いかにもワシンドンDCなアンダーグラウンドパンク出身者が結成して、次のステージにいった的なトリオのデビュー盤。イギリスのレーベルと契約するだけあって一筋縄ではない。パンクの人だけあってこれぞポストパンク的な発展の仕方ではあるけど一昔前のクールですかスカ門ではなくなパンクもポストパンクもニューウェーブもシューゲイズもごちゃまぜにした感じ。デビューだしまだまだ未完成なところもあるけどそこがまたグッとくるんだよね。なにより女子入りの3ピースでこれやってるところが個人的にかなりツボ(taka-zoo)

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■No.566■

(Sandy) Alex G / House of Sugar

■(2019)■どれがデビューで何枚目なのかそんなことは全くわかんないんだけど、ペラペラの紙ケースに手書きのアメフトジャケット。詳細わからないけど超おすすめインディとして売られてたのが何年まえだろう。ベッドルーム宅録バンドにしてはめちゃくちゃよくできてて、しかも多作で次々にアルバムがでてきてそれが過去作か新作かもわからないけどずっとクオリティが高くて、名前に(Sandy) がついて(笑)、気が付いたら今やその世界ではトップクラスになってしまってた。ついにはピッチフォークでベストアルバムに選出されてるし。CDもプラケースに帯付き解説つきになっちゃうし(笑)宅録といってもバンド的なフォーク。かといってフォークロックっていうわけでもなく。最近の謎の宅録ユニットすきだったらこの先駆者をぜひ聞いてちょうだい(taka-zoo)

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■No.567■

Versing / 10000

■(2019)■USアングラインディの2枚目。ギターリフとかコードが4小節決まったらあとはひたすらリピート!!潔いくらいに突き進む。クラウトロックとパンクとポストパンクを行き来しながらソニックユースとシックスバイセブンが混ざってくる。かといって有りがちな長尺でもなくクール。しかもそのいきおいのままだん盛でおアワっちゃうっていう、トリッキーなことをするわけでもなく、かといってヒット性もあるわけでもなく、異常にテクニカルなわけでもなく、パーツを出し入れしてるだけ。個人的にオススメ!イイネ(taka-zoo)

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■No.568■

Vivian Girls / Memory

■(2019)■結構若くして解散したのにメンバーがたまたま近くに住んでたからみんなで遊びに行ってそのまま何となく再結成た復活アルバム。デビューのころは苦手というかトレンドだったガーリー文化とリンクさせ過ぎてる感にちょっと引き気味だったんだけど、再結成のこのアルバムはシューゲ風でサイケ風な全体にくぐもったなかでなんとなくボーカルとコーラスって感じで、それはそれで思った以上にトレンド(笑)。どっちにしても購入する人は元々などはしらないんだろうしそういう意味だとなかなかいいのかも。そういう自分も結構いいねーとおもってかった後であのVivian Girlsか、と思った口です(taka-zoo)

 

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■No.569■

Rocketship / Thanks Ti You

■(2019)■90年代にシューゲやギタポが一躍脚光を浴びたとき最高峰に位置していたロケットシップの30年ぶりの復活の記念盤。いまでは懐かしいことやってけど、でも今の機材でeditも入ってるし、少しずつ進化しながらまだやっていてくれたことの意味が大きい。くわしいことはわからないけどあらゆるアーティストに影響を与えたのは事実でたぶんそのせいで表に出なくなっちゃったんだろうと思ってたんだけどなんかそういうわけでもなく、アンビエントとかドローンなことやってみたいで、そんな影響も若干見え隠れしつつぐるっと回って令和の80年代ブームの最先端来たかな。(taka-zoo)

 

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■No.570■

Kim Gordon / No Home Record

■(2019)■ノイズパンクからグランジまで90年代から牽引してきた伝説のソニックユースのか中でも一番肝になってたメンバーと言えばこのキムゴードンのはず。オノヨーコばりのインダストリアルノイズまき散らしのミュージックコンクレートみたいなことはやってたけど、ついに出したソロアルバム。ソニックユース解散後各メンバーがソロ出しても物足りないと思った人はコレ。この年になってもこれだけゴリゴリのアルタナパンクやるとは、さすが元祖X-GIRLだね(taka-zoo)

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■No.571■

Diiv / Deceiver

■(2019)■レコ屋で大音量で流れててリマスターしたオリジナルシューゲイズバンドだとおもったらこれだった!おそらく現在のマイブラ以降のマイブラフォロワーのなかで一番マイブラ。ライドもスロウダイブもマイブラも近年復活で新譜を出したりしたけど技術も環境も変わるし新しいこともしちゃうし同じものも作れないわけだからこうしたひとがいるのは時代を知らない人にとっては良いんじゃない?焼き直しという人もいるかもしれないけど、じゃあ逆に今のマイブラを焼き直せますか?といったらそれは難しいと思うし、そういう意味でも実はスゲー(taka-zoo)

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■No.572■

Life / A Picture of Good Health

■(2019)■いかにもUKなB級感あふれまくりなギターロックバンドのパンクなアルバム。ここ2.3年たぶんこの手のが最近のブームというか流行なのかもしれない。コード少な目でリフと勢いで押しまくるやつ(笑)かといってちゃんと作ってないわけじゃなくてデザインも含めてそのへんしっかりしてるところも気持ちいいところ。よくわからず勢いで聞けちゃうところがカッコいい!!!(taka-zoo)

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■No.573■

Blanck Mass / Animated Violence Mild

■(2019)■個人的なお気に入りでFuckButtonsなんていうUKのノイズテクノパンクな2人組いるんだけど、知ってる人がどれだけいるか知らないけどその凶暴なほう担当のソロプロジェクトがこれ!たぶん本家は休止中みたいで主にこっちなんだろうけどたぶん今現在一番凶暴な打ち込みものかもしれない。でもただぶっ壊すだけの奴らはいっぱいいるけどちゃんと美しく聞けるところがかつてアンドリューウェザオールにプロヂュースしてもらった恩恵かな。。レーベルがsecredborneというのも間違いのない証です(笑)(taka-zoo)

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■No.574■

Mikal Cronin / Seeker

■(2019)■一昔前のエレファントシックスのように2010年台一番サイケなガレージ集団がタイセガール界隈だと思ってるんだけど、そのタイセガールとずっと一緒にやってるのがこのクローニン。ソロ4枚目?いやたぶん5.6枚でてるんじゃないか?ガレージ野郎のタイセガールにポップな側面を持たせてる張本人だと思ってるんだけど基本はやっぱりマニア(笑)これも想像通りにマニアでガレージでサイケなパワーポップ。とにかく音は古い(笑)でもきっと今一番まともに古いことっやってる、まあちょっと前のエモとかいうのかもしれないけグッとくるカッコよさ(taka-zoo)

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■No.575■

Toy / Songs of Consumption

■(2019)■1年で2枚のアルバム。ってことだけど日本だからか?海外だったら去年と今年に発売なのかもしれないけど、ジミだけどホラーズのように評価も高い、たぶんメジャー感とか売れ線とかはかなぐり捨てたんだと思うけど、同じ路線で2枚枚組にしないであえて1枚ずつにしたところもgood。クラウトロックなダークなサイケ感でバンドなのか打ち込んでるのか編集なのかあいまいなまま突き進んでいくけど味わい深くて俺は好きだね(taka-zoo)

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■No.576■

Gray / Shades Of…

■■日本のグレイじゃないですよ(笑)NYの伝説のNO WAVEアヴァンギャルドバンド。バスキアってきいてああユニクロのNY近代美術館の画家ってわかったら素晴らしい(笑)そのバスキアクラリネットで参加してて、あのヴィンセントギャロも参加していたNYアンダーグラウンドの伝説のバンドの音源。まあ想像した通りミュージックコンクレートとかそんなものっぽいしノイズと音と音楽の間な感じではあるんだけどね、そう聞いたらしかめっ面して知ったかぶりして真面目に聞きこむようなものっぽいけど、そんなこと考えないで気楽にだだ流しでBGMにしながら楽しんでもいいんじゃないの?(taka-zoo)

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■No.577■

Allah-Las / LAHS

■(2019)■出てたかどうかすら日本じゃほぼ知らないだろうというもの、たしか1stここでも紹介したんだけどかれこれそれも6年位前?サイケバンドとかも言われるけどそういうくくりだったらそうだけど要するに西海岸系とでもいうのかな、全体にまったりとしてとにかくゆるい(笑)この人たちの場合そこがいいんだけど、ジャケの雰囲気も含めてあんまり冬に聞くものではないのかも(笑)でもそこがまた狙いかな(笑)(taka-zoo)

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■No.578■

The Who / WHO

■(2019)■2019最後に紹介するのは今や面影もないけどモッズバンドの頂点。フー。肝心なリズム隊二人はもうこの世にいないからどんなに頑張ってもその穴は埋まらないし一時期誰がメンバーになるかなんてはなしもあったりしたけどロジャーとピート2人でフーってことです!それでもロジャー曰くトミー以来の傑作というほどのもの。むかしを知れば知るほどあのドラムがないととかあのベースがないとって考えちゃうけども、でもやっぱりフーだね。ピートがソロでがんばってたライフハウスと比べたら断然こっちがいい!!物足りなさより今こうして新しいフーが聴けることに感謝!!(taka-zoo)

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★キクぜ!!超クールなロックオヤジ養成講座!!

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★目指せ!!激渋ロッケンローラー矯正編(涙)!!

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★あなたの人生を豊かにするちょっとディープなカーステレオライフ!!

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